週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

国内携帯電話端末の出荷台数調査結果

iPhoneが2017年も人気、シャープのスマホは支持急増

2018年02月14日 11時45分更新

国内携帯電話端末の出荷台数(2012年~2017年)

 MM総研は2月13日、2017年1月~12月の国内携帯電話端末の出荷台数調査結果を発表した。

 フィーチャーフォンやスマートフォンの総出荷台数は、前年比3.6%増の3735.4万台。2012年の4375万台から減少が続いていたが、5年ぶりに増加した。スマートフォンの出荷台数は3199.4万台で、2012年の3042万台を抜いて過去最高の出荷実績となった。

 スマートフォン出荷台数をMNO端末とSIMフリー端末別にみると、MNO向け出荷台数が前年比8.5%増の2903万台、SIMフリーは11%増の296.4万台。MNO端末は新料金プランや新シリーズ導入の効果により、特に中~低価格帯のAndroidスマートフォンが好調とのこと。

 フィーチャーフォン出荷台数は19.3%減の536万台。2000年以降の出荷統計では、2016年に引き続き過去最低を更新。3年連続での約2割減となっており、2014年の台数からは半減している。

 総出荷台数におけるスマートフォンの出荷台数比率は前年比4.1ポイント増の85.7%、フィーチャーフォンは4.1ポイント減の14.3%となった。また、スマートフォンの出荷台数に占めるSIMフリー比率は9.3%で、0.2ポイント増加した。

2017年国内携帯電話市場のメーカー別出荷台数・シェア

 2017年のメーカー別出荷台数シェア1位は2012年以降6年連続でAppleで、出荷台数は前年比2%減の1558.9万台で総出荷台数に占めるシェアは41.7%。2位はシャープで、479.6万台と前年比44.6%増加し、シェアは12.8%に広げた。3位はソニーモバイルで前年比3.9%減の431.3万台で、シェアは11.5%となった。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります