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テスト環境向けのレジストリ追加方法も公開

マイクロソフト、Windows Updateで新元号をサポート

2018年02月13日 19時30分更新

 米マイクロソフトは、将来的に元号の変更を「Windows Updateやその他の手段によって追加の時代が追加される可能性がある」と、公式サイトで明かした。

 日本政府は昨年12月に今上陛下の譲位日を「平成31年4月30日」と定める政令を公布。譲位翌日の5月1日より改元が決定した。これを受けて同社では、Windowsを新元号に対応する。通常のWindows Updateを通して、レジストリにキーを追加するという。

 対象となるのはWindows 7、Windows Server 2008 R2、および.NET Framework 4以降の製品。同社によると時代データは以下のレジストリキーの下に格納されており、レジストリエディタでこの部分に「"2020 09 01"="仮名_仮_Test Era_X"」のキーを書き込むことで、テスト目的などの新元号組み込みにも対応するとしている。

元号データのレジストリ格納先:
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\
Nls\Calendars\Japanese\Eras]

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