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本日は、ASCII倶楽部で2018年1月12日に公開した「デジタル一眼カメラ コスパいいレンズはどれ?」を紹介します。
デジタルカメラを買う時にまずどのカメラがいいのかをチェックするのは当たり前だが、実はもう1つ重要な事がある。
それはレンズだ。最初にカメラ本体が気に入ってこのデジカメがほしいと感じた場合は別として、なんとなくデジカメが欲しいとか、必要になったがどれを選べばいいかわからない場合に一旦カメラ本体からレンズやシステムに目を向けてみるのは重要だ。
カメラ本体が低価格で売られていて、思わず買ってしまったものの、交換レンズの価格が高くてきっとレンズしか持っていない。というユーザーは少なからずいる。
本特集ではレンズに注目し、コスパのいいレンズがあるのはどのメーカー(マウント)かを見ていきたい。
レンズと一口に言っても広角レンズや望遠レンズまで様々な種類がある。今回は大まかに「標準ズーム」「望遠ズーム」「広角ズーム」「明るい単焦点レンズ」に分けてリストアップし、その中から価格的にお買い得感高めなのを重視したコストパフォーマンスの良さそうなレンズをピックアップして、順位をつけてみた。
また、1番コスパがいいと思われるレンズについては実際に撮影サンプルを掲載する。
なお、今回の前提として、ただ低価格なレンズを選んでいるわけではなく、スペックとコストのバランスがいいと思われるレンズを選んでいる。
センサーサイズが大きくなれば当然レンズの製造コストも高くなる。このため、フルサイズやAPS-Cは不利だ。
「フルサイズでコスパがいいのは~」という区切り方をすれば当然別の結果が出てくるが、今回はあくまでレンズの種類で区切っている。
デジタル一眼を買ううえで、今後どのような種類のレンズが必要になりそうで、そのコスパはどうなのかを判断いただく記事となる。
標準ズーム、コスパがいいのはパナソニック&オリンパス
1位:パナソニック LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.
2位:オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
3位:パナソニック LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./ POWER O.I.S.
カメラにセットでついてくることの多いのがこの標準ズーム。一般的には広角の28mmあたりから中望遠の100mmあたりまでをカバーする3倍程度のズームレンズが標準ズームと呼ばれる。
標準ズームは大まかに、キット用の安価なレンズと性能を追求したレンズの2つに分けられる。
キット用のレンズは明るさを抑えめにして口径を小さくし、本体サイズを軽く小型化しているが、性能を追求しているほうではズーム全域で開放F値F2.8になっているレンズが多い。
安価な標準レンズは単体では2~3万円前後で購入可能なのが多いが、大口径の24~70mmF2.8などは20万円以上するものもある。ということで各メーカーの標準レンズのラインナップと価格をまとめてみた。
APS-Cサイズの場合はだいたい表記してある焦点距離を1.5倍に、マイクロフォーサーズ(パナソニックとオリンパス)は表記してある焦点距離を2倍にすることでだいたい35mm判の焦点距離になる。
キット用のレンズも含まれるので各メーカー数が多い。やはりフルサイズ用の24-70mmあたりのF2.8通しのレンズが一番価格が高い。
実は近いスペックのマイクロフォーサーズのレンズ、パナソニックの「LUMIX G X VARIO 12-35mm / F2.8 II ASPH. / POWER O.I.S.」やオリンパスの「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」がキヤノン、ニコン、ソニーの同スペックレンズの半額以下だ。
というわけで、結果的にはパナソニック&オリンパスとなったが、これはフォーマットサイズによってレンズそのものの大きさも変わるため、当然使用する部材の量や大きさが関係してくる。
35mm判と面積比では1/4程度のマイクロフォーサーズでは必要なイメージサークルの大きさが段違いで、当然ながら必要なレンズの直径も変わってくる。フルサイズやAPS-Cはコストが製造かかる傾向にある、ということだ。
続きは「デジタル一眼カメラ コスパいいレンズはどれ?」でお楽しみください。
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