学校法人角川ドワンゴ学園「N高等学校(以下、N高)」は2月5日、「N高起業部」の設立を発表した。
N高起業部は、N高・通学コースで実施しているプロジェクト型学習「プロジェクトN」に取り組んできた生徒のうち、特別審査会の審査を突破した生徒たちが起業を目指す部活動。
N高起業部では、プロフェッショナルによる支援(ヒト)、専用プログラム(モノ)、起業支援金(カネ)を三位一体として提供することで、起業家教育を実現するとしている。起業部の活動にあたっては、活動理念に賛同し、ベンチャーの支援をしているデロイトトーマツベンチャーサポートが外部協力者として関わり、ビジネスモデル構築や事業計画書の作成といった起業に向けたプログラムを提供する。
またN高では、起業の構想だけで終わらせないため、部の活動費として年間最大1000万円の起業支援金を用意し、費用面でもサポートする。
N高等学校校長の奥平博一氏は「N高は、自分なりの考えと主体的な行動で溢れる創造力を養成することを基本理念としています。その溢れる創造力を実践する場として、起業部を設立しました。これからの日本を、世界を担うN高生には、今の日本に足りない0から1を生み出す力、すなわち起業家精神を持ってもらいたいと思っています。失敗を恐れず、自分なりの考えと主体的な行動で、溢れる創造力をカタチに変える経験を得てください」とコメントしている。
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