ファミリーで出かけられるランボルギーニ
スーパーSUV「URUS」(ウルス)が登場
ランボルギーニといえば、古くはウラッコやミウラ、カウンタック、最近だとアヴェンタドールやウラカンといった2シーターのスーパースポーツをリリースしてきた、紛れもないスーパーカーメーカーである(オフロード4WDの「LM002」が存在したが)。そんなランボルギーニが初めてSUV市場に参入した。それがスーパーカーの方法論で作られた「URUS」(ウルス)である。なお、ウルスの名前の由来は同社の他モデル同様、闘牛に関係する。
今日6日、都内でジャパンプレミアが開催され、ウルスが華々しく日本デビューを飾った。イベントにはランボルギーニのCEO、ステファノ・ドメニカリ氏も来日し「このモデルは今後の同社の方向性を示している。これからランボルギーニにとって新しい時代が始まります」とプレゼンした。また、このウルスは「ファミリーや友達と出かけることもできるし、ゴルフバックが2~3個のるランボルギーニだが、中身はアヴェンタドールなどのDNAを受け継いでおり、オフロードからサーキット走行まで安定した走りができる」とアピールした。
マシンスペックはエンジンがV8/4リッター、最大出力650馬力、最大トルク850Nm、そしてランボルギーニ初のツインターボ搭載車であることが強調された。そして、舗装路、未舗装路はもちろん、砂漠や雪上といったシーンでも瞬時に車体の設定を変更できる「Tamburo」というシステムを搭載している。ウラカンなどでも「STRADA」「SPORT」「CORSA」といったドライブモードセレクターがあったが、ここに「NEVE」(雪上)、「TERRA」(オフロード)、「SABBIA」(砂漠)という3つのモードが加わった。日本なら北海道から鳥取砂丘まで疾走できるというわけだ。
ドメニカリCEOは、ランボルギーニとって日本は世界で第2の市場であり重要マーケットであるとしながら「我々にとってまだスタート地点。チャンスは目の前にたくさんある。最近は若者にも支持されている。今後、世界販売台数をこれまでの2倍にしたい。ランボルギーニはますます成長していく」と締めた。
なお、価格は2779万9200円。納車は2018年春予定とのこと。
ランボルギーニ「ウルス」の主なスペック | |
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エンジン | V型8気筒 |
排気量 | 3996cc |
最大出力 | 650HP/6000rpm |
最大トルク | 850Nm/2250~4500rpm |
トランスミッション | 8速AT |
最高速度 | 305km/h |
0-100km/h | 3.6秒 |
サイズ | 全長5112×全幅2016×全高1638mm |
車両重量 | 2200kg |
タイヤ(フロント/リア) | 285/45 R21/315/40 R21 |
価格(税込) | 2779万9200円 |
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