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フラッシュが外付けから内蔵へ オリンパスのオシャレ一眼「PEN E-PL9」

2018年02月07日 15時00分更新

「OLYMPUS PEN E-PL9」のブラウンカラーモデル。普段着に合うように色のトーンを変更したという

「OLYMPUS PEN E-PL9」のブラウンカラーモデル。普段着に合うように色のトーンを変更したという

 オリンパスは2月7日、ミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS PEN E-PL9」を発表した。3月上旬発売予定で、ボディーのみの予想実売価格は7万5000円前後。

ホワイトとブラックのカラーも用意する

 同社PENシリーズのミドルクラスに位置するモデル。新機種は従来機種同様にオシャレな外観デザインを採用しつつ、特殊撮影機能の「アートフィルター」に「ネオノスタルジー」を追加。人の肌に温かみを持たせつつ暗部を緑がかった感じにすることで、ノスタルジックな雰囲気を出しつつ現代風に仕上げる。

本体上面。大きめのダイヤルを2つ搭載する

本体上面。大きめのダイヤルを2つ搭載する

本体背面。録画ボタンは再生の際、シェア予約(後述)ができる

本体背面。録画ボタンは再生の際、シェア予約(後述)ができる

 また、同社が2017年9月に発売したミラーレス一眼「E-M10 Mark III」に搭載されていた「アドバンストフォトモード」も搭載。ライブコンポジットや多重露出といった高度な撮影を簡単な操作で行なえる。

 シーンモードの画面インターフェースについても、E-M10 Mark IIIを踏襲したわかりやすいものとなっている。

ポップアップ式のフラッシュを内蔵

ポップアップ式のフラッシュを内蔵

 PENシリーズは基本的にフラッシュは外付け(同梱)となっていたが、E-PL9は内蔵型に変更。別途フラッシュを持ち歩かなくてもよくなった。

 このほか、新製品は無線LANに加えてBluetoothも利用可能。カメラで撮った写真のうち、お気に入りのモノだけをカメラ側で選択し、カメラの電源を切ることでスマホへの自動転送がはじまる「シェア予約」機能も搭載された。

 基本スペックは従来機「E-PL8」と同様。撮像素子は4/3型 LiveMOSセンサー(1605万画素)で、感度設定はLOW(ISO 100相当)およびISO 200~25600まで設定できる。

 連写速度は最大14.1コマ/秒(静音連写)で、4K/30pの動画撮影に対応する。

 ボディー内に3軸の手ブレ補正機構を備えるほか、下方に180度回転する3型タッチパネルモニター(約104万画素)を搭載する。

ダブルズームキット

ダブルズームキット

 レンズキットは、「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」レンズが付属するキット(予想実売価格 8万6000円前後)と、上記レンズに加えて「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R」レンズが付属するダブルズームキット(同10万8000円前後)を用意する。

 なお、同社では5月13日までE-PL9の発売記念キャンペーンを実施する。E-PL9とE-M10 Mark IIIについて、期間内に購入し、申し込みを行なえば1万円(ダブルズームキット)または5000円(ボディーのみ、または14-42mmレンズキット)のキャッシュバックを受けられる。

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