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4K液晶が繋がっていると見せかける、安価なエミュレーターが発売に

2018年02月02日 10時00分更新

 4K解像度のディスプレー接続をエミュレートできる、ディスプレーエミュレータの格安モデル「HDMI 2.0 ディスプレイエミュレータ」(型番:ZHY-1)が東映無線ラジオデパート店にて販売中。価格は1280円だ。

HDMIポートに接続すると、高解像度ディスプレーが繋がっているように見せかけることができるアイテム。価格は千円チョイと安価だ

 HDMIポートに接続し、高解像度ディスプレーに接続しているように認識させることができる、ディスプレーエミュレーター。同様のアイテムは昨年末にも発売(実勢価格2480円前後)されているが、さらに安価に購入できるようになった。

 基本的には、サーバーマシンやマイニングマシン、ヘッドマウントディスプレーのベースマシンといった、主に仮想環境で運用される場合に有用なアイテム。こうした環境では低解像度の小型ディスプレーが接続されていたり、そもそもディスプレーが接続されていない場合も。その際はリモート環境でも低解像度での操作を強いられるが、このエミュレーターがあれば、高解像度出力を“偽装”することができる。

エミュレーターのため、HDMIコネクターのみとシンプルな構成。タブレットに接続してのデモでは、しっかり4K出力が確認できた

 コネクターはHDMI(オス)のみのシンプルなアダプターで、最大解像度は3840×2160ドット、リフレッシュレート60Hzに対応。OSはWindows/Mac OS/Linuxなどに対応する。また、「オーディオスプリッターを使用すれば、HDMI音声を分離させることもできる」(ショップ)という。

 ショップによる保証は1週間の初期不良対応(物理故障限定)のみ。ややニッチな層に向けたアイテムだが、仮想環境のリモート操作を日常的に行なっている人には、垂涎のアイテムといえそうだ。

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