アジアでナンバーワン、中国とグローバルで4位のスマホシェアを誇る中国メーカーのOPPOが今日31日、新端末の記者会見を行ない、日本に上陸した。端末のレビューはすでに掲載しているが(関連記事)、当記事では発表会の様子をお届けする。
まずはOPPOがどのように成長してきたのかを、OPPO Japan 代表取締役 鄧 宇辰(トウ ウシン)氏がプレゼンテーションした。インカメラの性能にこだわり、若者の意見を積極的に取り入れた戦略で、OPPOはアジアでトップに、グローバルでもサムスン電子、アップル、ファーウェイに続く4位に食い込んだと説明。ただ、日本には創業100年を越えるメーカーが2万社以上あり、とくにスマホではシェアの約半分がiPhoneである。その中で生き残る難しさもあるが「グローバルでここまで成長してきた経験を活かし、長く成長していきたい」と意気込みを語った。
鄧氏はさらに「OPPOのスマホはカメラ性能を追求してきた。中国や東南アジアではカメラスマホとして人気です。R11sではAIを搭載し、弊社の膨大なデータベースの中から性別や年齢、肌の色などを分析して補正してくれます。InstagramなどのSNSを積極的に使っている若者に手に取ってほしい」と、日本でも若者向け、そしてカメラ戦略を行なっていくとした。
次に、プロフォトグラファーの角田修一氏が登壇し、カメラの良さについて語った。実際にモデルさん2人と共に遊園地や公園に行って撮影したとのことで「ボケ味が簡単にできるので、一眼レフで撮影したようなカットがすぐに撮れる。今までスマホのカメラというと、満足できるものがなかったんですけど、R11sのカメラは本当に美しく撮れます」とコメントした。
若者をターゲットにシェアを伸ばしてきたOPPO。iPhoneがシェアの半分を占める日本で、どのように存在感を出していくのか楽しみだ。
「OPPO R11s」の主なスペック | |
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メーカー | OPPO |
ディスプレー | 約6.01型有機EL |
画面解像度 | 1080×2160ドット |
サイズ | 約75.5×155.1×7.1mm |
重量 | 約153g |
CPU | Snapdragon 660 2.2+1.8GHz(オクタコア) |
内蔵メモリー | 4GB |
内蔵ストレージ | 64GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大256GB) |
OS | Android 7.1 |
カメラ画素数 | アウト:1600万画素+2000万画素 /イン:2000万画素 |
対応バンド | LTE:1/2/3/4/5/7/8/18/19 /20/26/28/38/39/40/41 W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19 |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
DSDS | ○ |
バッテリー容量 | 3205mAh |
生体認証 | 指紋、顔認証 |
USB端子 | microUSB |
SIM形状 | nanoSIM×2 |
カラバリ | シャンパーニュ、ブラック、レッド |
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