LINEモバイルとソフトバンクは、MVNO事業「LINEモバイル」の成長を目的として、戦略的提携を進めることで合意したと発表した。
この中にはMVNO事業の業務提携のほかに資本提携も含まれており、LINEモバイルによる第三者割当増資をソフトバンクが引き受けることで、ソフトバンクの出資比率は51%(LINEは49%)と傘下に入る。同取引は3月頃に完了予定。LINEモバイルの代表取締役社長は現在と同じく、嘉戸彩乃氏が務めるほか、現ユーザーは従来どおりにサービスを利用できるとしている。
MVNOを取り巻く事情としては、キャリアの新プランやサブブランドの攻勢もあり、契約数の伸びが鈍化しているとも伝えられている。同社が発表した資料では、2017年10~12月のLINEモバイル申込件数は前年同期比で約2.3倍となっていると順調な成長をアピールしているが、MVNO単体としての大規模な成長には限界を感じた可能性も考えられる。
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