パナソニックは2月1日、エントリー向けのミラーレス一眼カメラ「LUMIX GF10(GF90)」を発表した。ダブルレンズキット(12-32mm F3.5-5.6と25mm F1.7レンズ付属)のみの展開で、予想実売価格は9万円前後(GF10とGF90は流通経路の違いのみで製品は同じ)。
新機種は自撮り機能を強化。4K解像度で秒間30コマの自撮り連写ができる「4Kセルフィー」機能に、広角撮影モードを追加し、より広く背景を入れることができる。ただし、連写速度は秒間15コマとなる。
また、「夜景&自分撮りモード」が追加され、夜景をバックにした撮影時は背景を複数枚連写して合成しつつ、被写体(人物)はフラッシュを使用して明るく撮影し、その背景と被写体を合成。より美しく夜景バックの自撮り写真が撮れる。
このほか、人物撮影モードでは美肌およびスリム効果を追加し、被写体をきれいに写せるようになった。
そのほかの基本機能は従来機(GF9)を踏襲。撮像素子は1600万画素のMOSセンサー(ローパスレス仕様)を搭載し、AFには同社独自の空間認識技術(DFD)を採用。
画像処理エンジンは「ヴィーナスエンジン」で、感度は標準でISO 200~25600まで設定可能。連写速度は秒間最大10コマ(電子シャッター時)となる。180度回転が可能な3型タッチパネルモニターを搭載する。
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