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AF速度2倍、4K動画対応のミラーレス一眼 富士フイルム「X-A5」発表

2018年01月31日 15時20分更新

「FUJIFILM X-A5」(ピンク)

 富士フイルムは1月31日、エントリー向けのミラーレス一眼カメラ「FUJIFILM X-A5」を発表した。レンズキット(XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ付属、予想実売価格は8万円前後)は2月15日、ボディーのみ(同6万5000円前後)は2月22日発売予定。

ブラックとブラウンのカラーモデルも用意する

 180度回転するモニターを装備し、セルフィー撮影も行なえるミラーレス一眼。レンズキットに含まれるレンズと本体、あわせて496gという軽量さを実現している(ボディーのみは361g)。

 新機種は像面位相差AFに対応した新開発APS-Cセンサー(2424万画素)を採用。像面位相差AFとコントラストAFを併用する「インテリジェントハイブリッドAF」が利用できるようになり、AF速度が従来機と比較して2倍に向上している。

 画像処理エンジンも処理速度が1.5倍に向上。連写速度は従来機と同じ秒間最大6コマだが、感度設定は標準でISO 200~12800まで設定可能だ(従来機はISO 6400まで)。拡張でISO 100/25600/51200の設定もできる。

 動画は4K(15p)の記録に対応(撮影時間は5分まで)。4K解像度での連写機能(秒間15コマ)や、合焦位置を変えながら4K静止画で連写し、全体にピントの合った写真として合成する「マルチフォーカス」機能も搭載する。

 特殊撮影機能の「アドバンストフィルター」は、霞みを取り除いて空気感を際立せる「霞除去」と、HDR合成で特殊な加工を行なう「HDRアート」の2種類が新たに加わった。

 このほか、最大4倍速で撮影してスローモーション再生時ができる「HDハイスピード動画」機能も搭載する。

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