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はじめてでも4時間ぐらいで作れた!

3×3のキーパッド作り楽しすぎ!自作オフ会 in AKIBAのキーボード自作講座レポート

2018年01月30日 00時15分更新

キースイッチとコントローラー基板をはんだ付け

 LEDテープの処理が終わったら、いよいよキースイッチとコントローラー基板のはんだ付けが始まります。キースイッチは1キーにつき2ヵ所のはんだ付けが必要なので合計18ヵ所。コントローラー基板は24ヵ所とかなりはんだ付けの量も多いのですが、キーボードのメインパーツだけあって、心なしか参加者の方のテンションが上がっているように感じました。そりゃそうですよね。

メイン基板をベースの裏側からあてて、表側からキースイッチを挿しこみます。だんだんと形ができてきて、かなり楽しくなってくる頃合いですね。

キースイッチを付け終わると裏側はこんな感じです。

表側から見るとほぼほぼ完成間近って感じです。

コントローラー基板のはんだ付け。ピンソケットに上下ピンのあるスタックを挿して、その上からコントローラー基板を乗せてはんだを付けていきます。

ゴム足をベースの底面四つ角に取り付け、ベース関連の作業は終了です。

キーキャップをかぶせて完成!

 最後はお待ちかねのキーキャップ選び。KTUさんが用意したさまざまな種類のキーキャップから好きなものをということで、精密な作業も終わりほっとしたのか、しばし和やかな時間が流れます。

KTUさんが持参した、おびただしい量のキーキャップ。

思い思いのキーキャップを物色する参加者の面々。このへんのチョイスって個性が出ますよね。中にはあらかじめデザインしたオリジナルキーキャップを持参してきた方もおりました。

 それでは、できあがった完成作品の一部をご覧いただきましょう。

最後はKTUさんによるソフトウェアで動作チェック。うまく動作しない場合は、テスターを使ってどの配線がまずいのか検証します。

 最後の動作チェックが終わったのが17時30分すぎ。途中ちょいちょい休憩をはさんで、だいたい4時間ぐらいの講座となりました。「今度はもっとキー数の多いものを作ってみたい」と語っていた参加者の方が多く、その大半は10~20代の比較的若い方々でした。また、そのほとんどが家にマイはんだごてを持っている勢で驚きました。今年の自作業界はMOD PCやキーボード自作など、新たなトレンドで去年以上に盛り上がりそうですね。参加されたみなさま、講師を務められたKTUさん、本当にお疲れ様でした。

今年で40歳になるというnecamax氏も勉強のためにキーボード自作講座に参加したとのこと。作業中は老眼に苦しみながらも、懸命に制作しておられました。

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