■機体をより遠くへ安全に飛ばすために
Mavic Airの安全性と信頼性を大幅に向上させるのは「Flight Autonomy 2.0(フライトオートノミー)」機能。これは前方・後方・下面に搭載された7台のビジョンシステムと赤外線センサーからデータを収集し、周辺環境の3Dマップを作成することで、機体の空間認識精度を大幅に向上する機能です。
新機能の「Advanced Pilot Assistant System(APAS高度操縦支援システム)」により、フライト中に前方に障害物を検知した場合には、水平もしくは垂直方向へ自動回避まで行なうようになったとのこと。
Mavic Airの最大速度は時速68.4kmでMavic Proの時速64.8kmを上回っていますが、最大飛行時間は約21分(10km)で、こちらはMavic Proの27分(13km)には一歩及ばす。
耐風性は最大風速毎秒10mまででMavic Proと同等のスペックですが、やはり重量が軽いぶん、安定感では一歩劣るようです。
上記のフライトオートノミーやAPAS高度操縦支援システムが搭載されたMavic Airとはいえ、やはり自然環境で使用する以上は、機体から720pでリアルタイム電送される撮影映像などを観ながら、操縦者が経験により判断することは必要になってくると思います(映像に大きな揺れが生じるような強風を感じた際には、高度を下げて対応するなど)。
■Mavic Airの三大進化ポイントまとめと価格
●コンパクトなのに3軸ジンバルと4Kカメラを搭載
●スマートキャプチャーやクイックショットというインテリジェントな撮影機能
●Flight Autonomy 2.0やAPAS(高度操縦支援システム)などの安全操縦支援
実はMavic Airの予約は1月24日よりすでに開始されており、初回出荷は1月28日とのこと。しばらくは購入に悩む日々が続きそうな予感です。
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