米グーグルは、2016年11月にサービス終了を宣言した写真共有サービス「Panoramio」について、画像保存期限を1月29日とすることを発表した。オンラインの画像データを削除するため、同日までにバックアップを取るよう呼びかけている。
画像のバックアップに関しては、ローカルへのエクスポートのほか、Google Album Archibeへの自動アーカイブオプションを用意。1月29日までにPanoramioのプロフィールをGoogleアカウントにリンクすることで、自動的にGoogle Album Archiveへ画像データがコピーされるという。コピーした写真は、Googleストレージ容量としては積算されない。
また、ローカルガイドプログラムに参加することで、Googleアカウントで送信された写真が位置情報などのメタデータを持つ場合に、ポイントを獲得して報酬を得られるとしている。これは従来のPanoramioサービスに近似するもので、同社によるとPanoramioサービスの写真の多くが対象となる可能性がある。これらGoogleマップで共有する写真は、Google Earthの新しい写真レイヤーにも表示される。
Panoramioはメタデータ付きの写真アルバムをGoogle EarthやGoogle Mapと連動させられる無料写真共有サービス。2005年にサービスを開始し、2014年に終息計画が発表されていた。
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