isai V30+ LGV35レビュー 4回目
「isai V30+」のカメラ機能を検証! デュアルレンズで遊べ!
標準とワイドで楽しく遊べる
「isai V30+ LGV35」のカメラ
「isai V30+ LGV35」レビュー第4回は、自慢のカメラをチェックする。例に漏れず、同機もダブルレンズ仕様だが、isai Beatから引き続き、標準レンズとワイドレンズを採用している。標準レンズは1650万画素で、71度となっており、F値1.6、光学手ぶれ補正を搭載する。ワイドレンズは1310万画素で、120度とより広く撮影できる仕様で、F値1.9と明るめのレンズを採用している。ワイドレンズ側の光学手ぶれ補正は、とくにLGサイトにもauサイトにも記載がなかったのが、テストした限りでは非搭載のようだ。
さて、標準レンズ側はオートで撮影した場合、日陰などの暗さからISOを高めにする傾向が強く、スマホで見る分にはいいが、PCで見るとノイズが目立ってしまう。また、夜間になると本体の画面でもキツい絵になりやすい。光学手ぶれ補正があるので、シャッター速度を落とし、低ISOにしたい場合はマニュアルを活用するといいだろう。
ワイドレンズ側は歪み補正が強制的に実行されているものの、端では歪みが目立ち気味で、中央部と比べると甘めの描写だ。手ぶれ補正がないため、日中用と割り切っておくといい。三脚がある場合は逆に夜景写真で遊べるので、小型三脚をカバンに忍ばせておけば、よりisai V30+ LGV35を楽しめるだろう。
※写真はすべて原寸大で掲載しています。データ通信量にご注意ください。
インカメラは510万画素、F値2.2となっており、ここ最近のインカメラとしてはややもの足りない。とはいえ、ビューティー機能はちゃんと搭載しており、ジェスチャーシャッター機能も搭載と、ポイントは押さえているほか、ソフト的に広角にも可能なので、パーティーショットも問題ナシだ。
標準レンズは良好だが、ワイドレンズはisai beatから引き続き、出番は限定されがちな印象だ。ワイドレンズにも光学手ぶれ補正があればよかったのだが、広く撮りたいシーンはいつもあるわけではないので、ここぞというときに使用してみたり、三脚前提で楽しんでみたりするといいだろう。
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