HUAWEI Mate 10 Proレビュー 3回目
「HUAWEI Mate 10 Pro」の実力をベンチマークテストで探った
よく動くKirin 970!
HUAWEI Mate 10 Proをベンチマークテスト
「HUAWEI Mate 10 Pro」レビューの第3回は、ベンチマークテストの結果を紹介する。HUAWEI Mate 10 Proは、SoCがSnapdragonではなく、Kirin 970を搭載している。2.36GHz×4、1.8GHz×4のオクタコアCPUで、GPUはMail-G72といった構成だ。
そのほかの基本スペックはメモリー6GB、内蔵ストレージ128GB。結果から言うと、グラフィック性能についてはSnapdragon 835に及ばないが、CPU中心の処理については同等で、良好なレスポンスを見せてくれる。このあたりはウェブブラウズやSNS時によく体感できるハズだ。
3Dグラフィックスを多用するゲームについては、メジャーなタイトルの大半は問題ないと思われるが、描写が正しくないケースもある。Mail-G72への対応が問題なっているが、徐々に対応タイトルは増えているので、それほど心配しなくてもいいだろう。
今回使用したベンチマークツールは、「3DMark v2.0.4573」「PCMark for Android v2.0.3716」「Geekbench 4.2.0」「AnTuTu Benchmark v6.2.7」の4つ。それぞれ3回連続で実行し、3回目のスコアを採用している。
以上のような結果になった。3DMarkのスコアは2017年後半のモデルということを考慮するとまずまずのもの。逆にPCMark Work 2.0 Performanceでは、競合となるSoCに並ぶスコアとなっており、大半のスマホ運用に適した結果が出ている。ゲームについてはまず問題ないが、ときおり表示が怪しくなるタイトルと遭遇する可能性があることを覚えておきたい。
ファーウェイ「HUAWEI Mate 10 Pro」の主なスペック | |
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ディスプレー | 6型有機EL |
画面解像度 | 2160×1080ドット |
サイズ | 約74.5×154.2×7.9mm |
重量 | 約178g |
CPU | HUAWEI Kirin 970 2.36GHz×4+1.8GHz×4(オクタコア) |
メモリー | 6GB |
ストレージ | 128GB |
OS | Android 8.0(EMUI 8.0) |
対応ネットワーク | LTE:バンド1/2/3/4/5/7/8/9/12/17 /19/20/26/28/32/34/38/39/40/41 W-CDMA:バンド1/2/4/5/6/8/19 |
DSDS(4G+4G) | ○(DSDV) |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac (2.4/5GHz対応) |
カメラ画素数 | リア:1200万画素(RGB)+2000万画素(モノクロ) /イン:800万画素 |
バッテリー容量 | 4000mAh |
SIM形状 | nanoSIM×2 |
USB端子 | Type-C |
カラバリ | ミッドナイトブルー、チタニウムグレー |
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