Windows 10 Fall Creators Update搭載モデルや新セキュリティーソフトも用意
富士通、法人向けタブレットやパソコンを一挙8シリーズ20機種発表
富士通は1月16日、法人向けタブレットやノートパソコン、デスクトップパソコンなど8シリーズ20機種を発表。1月下旬から順次発売する。
Windowsタブレット「FUJITSU Tablet ARROWS Tab」では、第8世代インテルCore i5プロセッサーの搭載とともに13.3型大画面を採用した「ARROWS Tab Q738」の2機種に加え、12.3型で縦横比3:2のパネルを採用することでA4サイズのコンテンツが表示可能な「ARROWS Tab V727/S」を新たに投入。いずれもType-C端子を含むUSB×3ポート、micro HDMIなど多彩なインターフェースを搭載。内蔵スマートカードやタッチ式指紋センサーなどセキュリティーオプションを搭載可能。
ノートPCでは、15.6型および14型液晶搭載のグローバルモデル「LIFEBOOK E558/S」と「LIFEBOOK E548/S」を用意。およそ20%以上の薄型化を実現しているほか、こちらもType-C端子を含むUSB×3ポート、HDMIやアナログRGB、有線LANポートなどの多彩なインターフェースを搭載。タッチ式指紋センサー、内蔵スマートカードなど強固なセキュリティーを搭載可能。
デスクトップPCの「ESPRIMO」では、最新版OSであるWindows 10 Fall Creators Updateを搭載した「ESPRIMO D957/S」、「ESPRIMO D587/S」、「ESPRIMO D556/S」を新たに投入してラインアップを強化。また、ワークステーション「CELSIUS」には17.3型ワイドモバイルモデル「CELSIUS H970」にはNVIDIA Quadro P5000」をカスタムメイドで搭載可能とし、VR環境にも対応可能とした。
価格は、WindowsタブレットのARROWS Tab Q738/Sが16万5888より。ノートPCではLIFEBOOK E558/Sが25万560円より。デスクトップの ESPRIMO D556/Sが15万2928円より。
また、新たに秘密分散ソフトウェア「Portshutter Premium Attachecase」をカスタムメイドにて提供開始した。これは作成したファイルを復元できないデータに変換・分散してパソコンとサーバーに自動で保存、2つの分散片が揃っている場合のみデータを復元し、閲覧・編集を行なうことができるというもの(外出時ではUSBメモリーはスマホを分散片とすることができる)。大規模なシステム改修をすることなく、ファイルサーバーを導入するだけで容易にセキュアな環境を構築することが可能となる。価格は1万584円。
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