正式リリースを迎えた「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」(PUBG)、VR世界にどっぷり浸かれる「Fallout4 VR」など、PCゲームは昨年から引き続きアツい。だがこうした人気PCゲームを快適に遊ぶには、まずパワーのあるビデオカードが必要だ。ミドルクラスのビデオカードでも画質を下げれば動くが、フルプライスのゲームを画質を下げて遊ぶというのは、なんとも納得がいかない話だ。
では今どんなビデオカードを選べばよいかだが、ゲームを問わず安定してパフォーマンスが出て(対応ゲームでは)ハイライトシーンを自動録画保存する付加機能が楽しいGeForce系が良い。昨年まではコスパ的なベストバイはGTX 1070というのが定説だったが、どうせ買うなら1ランク上の「GTX 1070 Ti」に挑んでみてはどうだろう。
GTX 1070 Tiは以前筆者が別記事(最新パーツ性能チェック 第222回)で解説したとおり、メーカーのファクトリーOC(オーバークロック)が封じられているおもしろいGPUだ。ユーザーの自己責任ならOCできるが、OCでどれだけ伸ばせるかはメーカーの味付けが決め手になる。
そこで今回はMaxell世代以降エッジの効いた製品を出し続けてきたZOTACの「GTX 1070Ti」OC“向け”モデル「GeForce GTX 1070 Ti AMP Extreme(ZT-P10710B-10P)」の性能をチェックしてみた。
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