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ソニーの新完全ワイヤレスイヤフォンからTechnicsのターンテーブルまで、CESのオーディオ製品を総まとめ

2018年01月12日 15時30分更新

4色のカラバリがスポーティーなソニーの「WF-SP700N」

4色のカラバリがスポーティーなソニーの「WF-SP700N」

 米国・ラスベガスで開催中の「CES 2018」の会場にはオーディオ関連の出展も多い。日系ブランドを中心に注目製品をブランド別に紹介していこう。

完全ワイヤレスのスポーツイヤフォンが目玉のソニー

 CES 2018で多岐に渡るオーディオ製品を発表したのがソニーだ。目玉モデルが完全ワイヤレスイヤフォン第2弾となる「WF-SP700N」。ソニーの完全ワイヤレスイヤフォンとして「WF-1000X」に続くとともに、IPX4防滴対応というのがポイント。スポーツ用の大きめのイヤフォンで装着感を高めている。

 WF-SP700Nのサウンドチューニングは「EXTRA BASS」をベースとした重低音サウンドで、WF-1000Xとは性格の異なるチューン。

 外音取り込み機能に対応し、コーチングを受けながら音楽を聴く用途も考えられるとのこと。なお、WF-1000Xにあった行動検出によるノイズキャンセルモード切り替えの機能は省略されている。米国での価格は179ドル(約2万円)で、WF-1000Xよりもお手頃だ。

ノイズキャンセリング対応ネックバンド型Bluetoothイヤフォン「WI-SP600N」は149ドル(約1万6500円)

ノイズキャンセリング対応ネックバンド型Bluetoothイヤフォン「WI-SP600N」は149ドル(約1万6500円)

 ワイヤレスの新モデルには、ノイズキャンセリング対応ネックバンド型Bluetoothイヤフォン「WI-SP600N」、ネックバンド型Bluetoothイヤフォン「WI-SP500N」も登場している。

有線タイプではハイレゾヘッドフォン「MDR-1AM2」が初登場

有線タイプではハイレゾヘッドフォン「MDR-1AM2」が初登場

 ワイヤレスの新製品に混じって、ハイレゾヘッドフォン「MDR-1AM2」も299ドル(約3万3000円)で新登場。

 大ヒットヘッドフォンの「MDR-1A」をベースに、ハイレゾ対応の新開発40mmドライバーを搭載し、フィボナッチ数列を参考にしたグリルをMDR-Z1Rから継承している。

 デザイン面でもハウジングがややスリムに刷新され、標準で4.4mmバランス端子ケーブルが付属することもぜいたくなポイントだ。

ドルビーアトモス対応のサウンドバーも新機種が登場。価格は3.1ch機の「Z9F」が899ドル(約10万円)で、2.1ch機の「X9000F」が599ドル(約6万6000円)

ドルビーアトモス対応のサウンドバーも新機種が登場。価格は3.1ch機の「Z9F」が899ドル(約10万円)で、2.1ch機の「X9000F」が599ドル(約6万6000円)

 ソニーはほかにも「ドルビーアトモス」対応の3.1chサウンドバー「HT-Z9F」と、2.1chの弟分「X9000F」も発売。ソニーらしい行き届いた製品ラインナップを展開していく。

JVCも防水完全ワイヤレスイヤフォンを公開

JVC初となる完全ワイヤレスイヤフォン「HA-ET90BT」

JVC初となる完全ワイヤレスイヤフォン「HA-ET90BT」

 日本のヘッドフォンメーカーでは、JVCも自社ブースで完全ワイヤレス方式のイヤフォン「HA-ET90BT」を披露。

 スポーツ仕様のモデルで、IPX5の防水に対応。3ポイントで支える構造で装着の安定性を確保している。HA-ET90BTはアメリカで3月頃の発売を予定し、価格は149.95ドル(約1万6000円)。

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