デルはラスベガスで開催中の「CES 2018」にてプレスカンファレンスを行ない、「XPS 13」の新モデルやHDR対応のディスプレー、さらにALIENWAREブランドでの取り組みについてプレゼンを行なった。
世界最小13インチ! ボディーにガラス繊維を採用する「XPS 13」
冒頭で紹介されたのが、13インチモデルの「XPS 13」。XPS 13シリーズは、5年前から開発陣がデザインチームと一緒にPCデザインのリーダーになろうという目標を掲げて開発を進めてきた製品。その5年間の努力が華開いた結果、市場占有率もアップしている。

デルブースに展示されていた「XPS 13」

鮮やかな発色のローズゴールド

Windows Hello対応のインカメラ
そのXPS 13のさらなる限界に挑戦して開発されたのが今回の新モデル。世界最小の13インチラップトップで、フットプリントは11インチモデルに近いほど。

ローズゴールドとシルバーの2色展開

ローズゴールドは本体側がアルパインホワイト

本体左側面はType-Cが2ポート

右側面はmicroSDカードのスロットと、USB PD(Power Delivery)対応のType-Cを配置
天面のカラーはローズゴールドとシルバーの2色で、本体側もそれぞれアルパインホワイトとブラックと別色になっている。

ガラス繊維を素材に採用しているので、凸凹のあるデザイン
また、本体素材にPCとしては初めてガラス繊維を採用。排熱に優れ、耐久性もあり、汚れてもカンタンに拭き取れるのがポイント。
樹脂よりも紫外線に強く、発表会では「白いPCはすぐに変色してしまうが、新XPS 13は1000日の耐久性がある」と説明している。

GORE Thermal Insulationの効果をアピール

XPS 13のパワーアップポイント
冷却効果としては、火星探査車「Mars Rover」の熱の放散・消散にも使用されているシリカエーロゲルと同素材のGORE Thermal Insulationを排熱システムに採用。この素材をPCで使用するのも世界初となっている。
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