日本精工は1月10日、精密なベアリングを搭載することで凸凹した面でもおよそ8分間安定して回り続けるコマを発売した。
通常のコマは軸と本体が一体となって回転するため、接地している軸の先端の摩擦が独楽全体の回転を止めてしまう。ベアリングを組み込んだコマは軸と本体が別体で回転するため摩擦による抵抗が本体に伝わらず長時間回るほか、凸凹面や手の上、指の上でも安定して回すことができる。
日本精工の各種ミニチュアボールベアリングを専門に開発・生産・販売しているグループ会社NSKマイクロプレシジョンによるもので、およそ8分間回転し続けることが可能。およそ直径80×高さ29mm、重量はおよそ85gの「ウェイトリングなしモデル」と、およそ115gの「ウェイトリング有りモデル」が用意される。価格はそれぞれ1万5300円、1万6800円。
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