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ハイレゾや高画質画像編集を楽しむアソビパソコン

LAVIE春モデル、音と映像にこだわったデスクトップ

2018年01月16日 11時00分更新

 NECは1月16日、新型デスクトップ「LAVIE Desk All-in-one」を発表した。価格は「DA770/KA」が24万8184円、「DA370/KA」が17万2584円、「DA350/KA」が16万1784円で、1月中旬の出荷を予定している。

 音と映像に注力したという、ディスプレー一体型のデスクトップ機。旧モデル「DA970」「DA570」を廃止し、ラインアップを整理した。

 同社によると購入者層は7割が40代以上と年配中心で、用途はデジタル一眼レフ、4Kビデオ編集、ハイレゾオーディオなどのデジタル趣味だという。そのためディスプレーは標準で23.8型フルHD液晶を搭載し、直販サイトからのオプションオーダーで4K UHD液晶を選択可能とした。左右と上辺は幅2mmの超挟額縁を採用している。

 また、上位モデルDA770/KAは地デジ・BS/CSチューナーを各2基ずつ搭載。ジャンルやキーワードの録画条件で自動録画が可能なほか、テレビ視聴・録画アプリ「SmartVision」で番組の本編だけを抽出する「見たいとこ再生」や、音声を識別しやすい倍速再生「きこえる変速再生」といったスタイルでのテレビ視聴が可能だという。DA370/KAは地デジ・BS/CSチューナーが1基搭載で、DA350/KAは非搭載。

 音声に関しては、40kHzの帯域再生が可能なハイレゾ対応のYAMAHAスピーカーをDA770/KAで採用。木工や3Dプリンターを使い、実際の筐体が決まる前の開発初期から検証と確認を重ねたという。その結果、従来モデルでは下向きだったスピーカー配置を前向きにして、リスニングポイントでの聴感向上をはかったとする。

 さらに、スマホアプリ「Sound Space Optimizer」を新規開発。PC正面以外でもユーザーのポジションを解析し、左右の音量差や試聴位置までの距離をAudioEngineで補正してサラウンド効果を設定できるほか、「HiGrand Music Player」の遠隔操作も可能だという。

 BD搭載モデルにはCyberLink「PhotoDirector」をプリインストール。ビデオからの画像切り抜きやコマ送りのような合成画像、360度画像の生成機能などを搭載する。そのほかCyberLink「MediaShow」やはがき作成ソフト「筆ぐるめ25」などをプリインストールする。OSはWindows 10 Homeで、DA770/KAはOffice Home & Business 2016、DA370/KAとDA350/KAはOffice Personal 2016を搭載する。

 主な外部インターフェースは、USBが3.1×2(Type-A)、3.0×3。DA370/KAとDA350/KAはUSB 3.0×3、2.0×2。LANポート×1、3.5mm 4極オーディオ入出力×1(ヘッドフォン/マイク)、SDXCスロット×1。

 上位モデルDA770/KAのそのほか主な仕様は、CPUが第8世代Core i7-8550U。メモリーが8GB。ストレージが3TB SATA HDD。光学ドライブがBDXL対応Bluray。無線LANが802.11ac(867Mbps)。サイズは幅543×奥行き194×高さ415mm、重量はおよそ8.8kg。

 下位モデルのDA370/KAとDA350/KAのそのほか主な仕様は、CPUがCeleron 3865U。メモリーが4GB。ストレージが1TB SATA HDD。光学ドライブがDVDスーパーマルチ。無線LANが802.11ac(433Mbps)。サイズは幅543×奥行き165×高さ403mm、重量はおよそ8.1kg。

DA770/KA

DA350/KA

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