福袋企画で外せないのが、ちょっと手が出しづらい名前の製品。次にご紹介するのは、買取販売市場ムーランの「不幸袋」だ。価格はぴったり1000円。
福が来るとは思えない黒い紙袋に手書き感のある書体。年始一発目の笑いネタとして1000円を払うかどうか、購入者の度量が試される製品だ
中を開けてみると、出てくるわ出てくるわ。箱がない製品も多く、詰め込まれ感がハンパない。ラインアップも豊富で、フィギュア、ホビー、漫画、文具、ゲームとジャンルもごった煮。ひとつでも「あ、これは俺アリだわ」と言える製品があれば儲けものといった感じだが、意外にも我々が購入した袋は、“不幸”と呼ぶにはパンチが足らない感じ。むしろ、ちょっとイイかもと、得した気分になるモノもあった。
その気になる中身がこちら。中には机の下から出てきそうな、いかにも誰かの家の余りもの的なモノもあるけれど、総額だけ考えたら1000円なら安いのでは?と思えてしまうラインアップかも
たとえば、人気ゲーム「スプラトゥーン」とのコラボ水鉄砲「スプラシューター」は、実売4800円という場合もあり、そこそこ高価だ。自分ではわざわざ購入することはないというゲーマーの人でも、ちょっとうれしいかもしれないし、小さな子供がいる家庭なら十分アリな製品だ。
サンアートの「スプラシューター(オレンジ)」。銃の再現性も高く、ファンアイテムとして喜ばれそう。タンク容量も多そうな点も良さげ。小さな子供がいれば、風呂場で遊ばせるのにもイイんじゃない
人気作品「ラブライブ! サンシャイン!!」の国木田花丸ちゃんのフィギュア。箱がなかったので定かではないが、おそらくフリュー製の「SSS フィギュア 国木田花丸」だと思われるい
たぶん、セガスタッフイメージガール就任キャンペーンにて、500円投入すると貰える引き換え券で交換できた非売品のアクリルスタンドパネル
ハドソンが発売したWii用ソフト「桃太郎電鉄2010 戦国・維新のヒーロー大集合! の巻」。Amazonで新品3500円の品
角川書店が発売したWii用ソフト「涼宮ハルヒの激動」(通常版)。Amazonで570円で販売されていた
1966年から放送された「怪獣ブースカ」の人形。30周年記念で作られた人形で、1000円で販売されていたようだ
週刊少年ジャンプの人気作品「銀魂」の一番くじのミニフィギュア。キャラクターは「ハタ王子」と「屁怒絽」
タカラトミーが発売したPlayStaiton用ソフト「チョロQマリン Qボート」。パッケージはなく、汎用のCDケースに収められていた。中古品のようだ
コナミが発売したPlayStaiton 2用ソフト「METAL GEAR SOLID 3」。「チョロQマリン Qボート」が上に重ねられて収められていた
Happyくじ G賞の缶バッチ2個付き初音ミクトートバックセット
水泳を題材とした人気アニメ「Free!」のクリアファイルとノートブック
タカラが発売したNINTENDO GAMECUBE用ソフト「SPECIAL 人生ゲーム」
サクラ大戦 桐島カンナのアクリルキーリング。パッケージの裏には600円+税との記載があった。詳細は不明だが、アニメショップで売られていたのだろうか
ラブライブ! スクフェス感謝祭で売られた?であろう西木野真姫ちゃんの缶バッチ
東京喰種 月山習の缶バッチ。デフォルメされた月山の愛らしさに萌える女子もいるはず
タイトーくじ本舗 あんさんぶるスターズ!の「UNDEAD オリジナルシュシュ」
少年サンデーコミック「銀の匙」11巻
少年サンデーコミック「信長協奏曲」5巻
全体的に見ると、人気作品のホビーやフィギュアもあり、今入手できる販売価格の総額だけで見ると1000円ならそんなに悲惨ではないかもしれない。たとえば、くじの商品やゲームセンターの期間限定キャンペーングッズは、オークションなどにも出品されており、ファンからすればお金を出しても買いたいものもあるように思える。
むしろ、現在ハードを入手するのが困難なゲームや、中途半端な巻数の漫画の方が扱いに困るかも。このラインアップ、どう判断するかは貴方次第だ。