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12月上旬から全国450店舗の書店で実施

日版、書店の販促にARアプリ活用 試し読みが可能に

2017年12月20日 15時10分更新

 日本出版販売はコミック販促企画の一環として、全国450店舗の書店でARを取り入れた無料冊子の取り扱いを開始した。

 対象書店に来店した人が無料で持ち帰れるコミックガイドブック「B+LIBRARY vol.3」の表紙に、ARアプリ「COCOAR2」を起動してかざすと、ARでコミックの内容を体験・閲覧できる仕組みとなっている。

 今回の取り組みは、来店客数を増やして書籍の購入をうながすことがねらい。また「COCOAR2」の開発を手掛けたスターティアラボによれば「書店に来店してガイドブックを手に取らないと限定ARコンテンツを閲覧することができない、という特別感で書店への来店をうながします」としている。

 COCOAR2は、スターティアラボ開発のスマホ向けAR(拡張現実)アプリ。アプリ経由で任意のマーカーを読み込むと設定されている動画・音楽・URL・3Dといったさまざまなオリジナルコンテンツが表示可能で、主に集客・広告ツールとして活用されている。

 マーカーとGPS(全世界測位システム)機能を連携させたことで、位置情報でARコンテンツの閲覧領域を設定できるため、観光地や商業施設といったイベントへの誘致など、いわゆるO2O施策でも活用されている。

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