バッテリーは朝にフル充電なら夜まで余裕
2日はちょっと厳しいか
スマートウォッチを使うにあたり、バッテリーのもちはどうなのか、と気になる人がいるかもしれません。筆者の場合、朝10時にフル充電したQ コントロールを装着して出勤(編集部は夜型なのでこれでも早いほう)。ウォーキングでアクティビティを1回計測したほか、連携させたiPhoneに来る通知はバンバン表示させていました。
23時頃に帰宅した時点では、残りバッテリー残量は40%ぐらい。翌朝も10時に出勤したところ、12時過ぎぐらいに残り残量が10%となり、バッテリー セーバーが動作しました。
明るく見やすい有機ELタッチディスプレー、心拍センサーなどによる消費もあるでしょう。昨今のスマートウォッチの中では、バッテリーのもちは「とてもタフ」とは言いにくいかもしれません。とはいえ、朝にフル充電しておけば、まず夜までは充電しなくても大丈夫と考えてよいかと思います。
なので、毎日家で充電できる習慣があれば、充電ケーブルを持ち運ぶ必要はないはず。ただ、1泊2日以上の旅行や出張がある場合は、ケーブルを持っていったほうが安全でしょう。ちなみに、バッテリー残量がゼロの状態からフル充電までかかる時間は、フォッシル公式によればおよそ3〜4時間とのことです。
アクティブなだけじゃない、時計としてのこだわりも感じる
ざっと見てきたように、心拍センサーを搭載することで、スポーツのアクティビティトラッキングでより詳しいデータが取れるのがQ コントロールの特徴。また、使い勝手のよいバーチャルベゼルの搭載からは、画面が小さいスマートウォッチでも操作性・視認性を高める工夫が見て取れます。
そしてプリインストールされたウォッチフェイスの種類、物理ボタンを1つにしたシンプルな構造などには、「腕につけるものだから、ダサい見た目になんかしないよ」というフォッシルのこだわりが見て取れます。まさしく、時計ブランドがしっかり作った、アクティブな人のためのスマートウォッチなのです。
Q コントロールは、スマートウォッチがほしいよー、運動もしたいよー、もちろんデザインも捨てたくないよー……という人にグっとオススメしたい逸品だと感じました。
Q コントロール(CONTROL) ジェネレーション3 | |
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ディスプレー | 丸型1.39インチ(およそ35mm)、AMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)、326ピクセルのタッチスクリーン |
CPU | Qualcomm Snapdragon Wear 2100 |
ストレージ | 4GB |
OS | Android wear 2.0 |
対応デバイス | Android OS 4.3以降、iPhone 5/iOS 9以降 |
バッテリー | 最大24時間使用可能(使用環境により変動) |
防水 | 5気圧 |
主な仕様 | 心拍センサー、Bluetooth、Wi-Fi、加速度センサー、アンビエントライト、コネクテッドGPS、高度計、ジャイロスコープ センサー、マイク |
主な機能 | 活動量のトラッキング、各種通知の受信、スタンドアローン音楽プレーヤー(時計本体に音楽プレーヤー内蔵)、フラッシュライト |
ケース素材 | ステンレススチール |
サイズ | ケース径45mm、厚さ14mm、ストラップ幅20mm |
バリエーション | ブラックシリコン/グレーシリコン |
価格 | 4万3200円 |
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