西日本電信電話(NTT西日本)は12月12日、保有する公衆電話ボックスの天井にWi-Fiや携帯電話の無線基地局を設置できるように貸し出すサービスを発表。2018年1月22日より受け付けを開始する。
自治体や企業などによる公衆無線LANアクセスサービスや、携帯電話キャリアによる提供エリア拡大が進むなか、都市部の建物密集地などでは電波が不安定で、無線基地局の設置スペースが確保しにくいという現状がある。
新サービスは、NTT西日本が保有する公衆電話ボックスおよそ2.4万台(2016年度末の段階)を無線基地局などに貸し出しするもの(一部の公衆電話ボックスはサービス対象外)。
貸し出し条件は、公衆無線LANアクセスサービスおよび携帯電話などの無線基地局に限る、公衆電話ボックス1台ごとに1社と契約。2018年1月22日/23日の2日間に抽選受け付けが行なわれるほか、2月1日より先着順申し込み受付も開始する。
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