Xperiaを保護する純正ケースとして、この冬の新モデル「Xperia XZ1」と「Xperia XZ1 Compact」用のケースが登場しました。
素のままのXperiaがいちばん美しい! とは思いながら、万が一落として傷がつくのはイヤなので何かしらのケースに入れて使っていますが、Xperiaにも純正ケースが用意されています。
さて、Xperia XZ1にはカバーを閉じたままウィンドウの上から画面をタッチ操作できる「Style Cover Touch」と、シンプルな「Style Cover Stand」の2種類が存在するのに対して、Xperia XZ1 Compactには「Style Cover Stand」しかありません。
前モデル「Xperia X Compact」では両方あったのに……と不満を覚えながらも、今回は「Xperia XZ1 Compact Style Cover Stand」を用意しました。
カラーリングはXperia X Compactの本体カラーに合わせて、ブラック、ホワイト、ブルー、ピンクの4色をラインアップ。端末と同色でカラーコーディネートできます。
シンプルなデザインのフリップタイプのケースで、Xperia XZ1 Compactをケースに装着した状態でも、電源ボタンや音量、カメラボタンなどの操作が可能。ヘッドフォン端子やUSB Type-Cにもアクセスできます。
装着方法はいたってシンプルで、ケースの内側にあるプラスチックフレームにパコっとはめ込むだけ。しっかりとはめ込まれているので、フリップを開いても不意に外れてしまうということもなく安心して使えます。
閉じている状態でのケースの外形寸法は約68.2×130.8×14.8mmで重量は43g。Xperia XZ1 Compactの本体サイズが約129×65㎜×9.5mm、重量143gなので多少のサイズアップとなり、重さも合計すると186gと増加します。
当然ながら端末前後を覆い隠してしまうので本来のスタイルがわかりにくくはなりますが、素のまま取り扱っていて不意にぶつけて傷を付けてしまうことを考えれば、何かしら守ってあげたくなります。
Xperia XZ1 Compactのフォルムに沿ってピッタリフィットするデザインなので野暮ったさはなく……と言いたいところですが、タテヨコは小さくまとまっていながらも厚みがそこそこあるので、カバーで前後を覆うと若干野暮ったく見えなくもありません。これはどのケースを付けても同じなので、割り切るしかないですね。
ケースを装着すると背面は見えなくなってしまうので、背面のロゴがどうしても気になる! という方にはちょうど隠れて良いというメリットもあります。カバーのフタを開けるとセンサーが検出し、ディスプレーを自動でオンオフしてくれます。開け閉めのたびに電源ボタンを押す操作をスキップできるのでラクラクです(自分で設定したロックは解除されません)。
フリップの外側にはPUレザー(ポリウレタン製合成皮革)を採用。擦れや傷に対してある程度の強度があり、気兼ねなく使えるタイプのものです。フリップの上下部分にはXperia XZ1 Compactのスピーカー位置に合わせて穴が開いており、フタを閉じた状態で通話できます。
さすがにフタがプラプラと開いたまま電話するのは恥ずかしいのと、ディスプレーに頬の脂が付くことに抵抗がある場合には、このスタイルは結構アリです。
本体のホルダー部分とカメラ窓枠はポリカーボネート素材で、金属素材を使っていないので水に濡れてもOKのIPX5/8相当の防水性があります。本体が防水防塵仕様なので、ケースも防水対応なのは結構重要です。
ケースの背面側にはカメラとセンサーの必要な部分のみがくり抜かれており、装着したままカメラ撮影が可能です。よく見ると、ケースの厚みぶんを考慮して円錐状にカットされており、広角でもケラれないように工夫されています。操作する場合には、フリップを裏に折り返して使うと持ちやすくもなります。
各キャリアでオプションで用意される専用の卓上ホルダー(SO27)へは、同梱されているアタッチメントを使うとStyle Cover Standを装着したまま卓上ホルダーに載せて充電できます。
端末を立てかけられるスタンド機能もあるので、机上で動画を見たり音楽を聴いたりといった際には重宝します。また、普段からおサイフケータイ(NFC)をよく使う場合、ケースに入れてしまうと背面にあるNFCのマークが見えなくなってしまうので、背面の中央よりも少し上のあたりにNFCがあるということを覚えておくと、後々困りません。
欲を言えば、最近のXperiaにはストラップホールがなくなってしまったので、できればケース側にストラップホールを付けて欲しかったところです。
シンプルではありつつも、違和感なくXperia XZ1 Compactの本体カラーや前回の連載で紹介したBluetoothステレオヘッドセット「SBH24」とも合わせられるのは、いつも身につけて持ち歩くデバイスにとっては魅力的な部分ではないでしょうか。
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