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アスキースマホ総研・白書 第59回

『Xperia XZ1』『Galaxy Note8』 高性能Androidスマホどっちが買い?

2017年12月09日 18時00分更新

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 本日は、ASCII倶楽部で11月8日に公開した「「Xperia XZ1」「Galaxy Note8」 高性能Androidスマホどっちが買い?」を紹介します。


 携帯キャリア3社の冬モデルが出そろって、その中で注目を集めているのがソニーモバイルの「Xperia XZ1」とサムスン電子の「Galaxy Note8」だ。Galaxy Note8はドコモとauから発売中、Xperia XZ1はソフトバンクを含めた3社から発売が決定しており、最上位モデルとして人気を二分している。今回は、この2モデルそれぞれの良さを検証した。はたして、どっちを買えばいいのだろうか?

Xperia XZ1とGalaxy Note8の進化の歩み

 ソニーモバイルのXperiaシリーズは、もともとソニー・エリクソン(当時)が開発したスマートフォンで、初代は「Xperia X」の名称を冠していた。2009年にAndroidを搭載した「Xperia X10」が発表され、2010年には国内でも「Xperia(SO-01B)」という名称で発売された。

初代Xperia「Xperia(SO-01B)」

 その後、arcやacroといったモデルも登場し、歴史を重ねたXperiaシリーズは、2013年にハイエンドモデル「Xperia Z」シリーズを発売。Zシリーズは「Xperia Z5」まで発売されたが、2016年に「Xperia XZ」が登場した。さらに「Xperia XZs」が発売され、最新モデルとして投入されたのが今回紹介する「Xperia XZ1」だ。

最後のZシリーズとなった「Xperia Z5 Premium」

 年に2回ほど新製品が発売されるという矢継ぎ早の商品展開だが、「インテリジェンス」といったキーワードが与えられ、バッテリー状態に合わせた充電を行なって寿命を延ばす機能などに加え、カメラのソフトウェア機能を大幅に強化した。

 ハイエンドとして「ハードウェアが最高」だけでなく、「ソフトウェア機能を進化させる」ことを目指しているのも特徴で、Xperiaらしい使いやすさを追求したUIやPS4との連携機能などソフトウェア面での強化を図ったシリーズだ。

 その最新モデルであるXperia XZ1は、カメラに独自機能を追加したXperia XZsの良いところをそのままブラッシュアップさせている。Xperia XZsでは最新センサーを使った「スーパースローモーション」や「先読み撮影」といった機能が追加されたが、その先読み撮影をさらに強化し、新たな機能を追加したのがXperia XZ1だ。

 チップセットにはSnapdragon 835を搭載。ディスプレーは5.2型(1080×1980ドット)で、メモリーは4GB、内蔵ストレージは64GB、そしてOSは最新のAndroid 8.0を採用している。

ペンという独自の進化をはたした「Galaxy Note」シリーズ

 「Galaxy Note8」は、ペンを内蔵し独自機能を追求したモデル。もともとグローバルでは2011年に初代Galaxy Noteが発表され、2012年には国内でも発表。当時としては大型の5型ディスプレーを搭載し、ワコムと開発した独自の手書きペン「Sペン」を利用してメモ帳のように書けることが特徴だった。

ファブレットの先がけにもなった初代「GALAXY Note」

 スマートフォンとタブレットの中間である「ファブレット」と呼ばれるジャンルの先がけともなったモデルで、その後もペン機能は継続し、大画面だけではない独自の地位を築いた製品だった。

 その後は順調にモデルを重ねるが、日本では2014年の「Galaxy Note Edge」以降、新製品が投入されなかった。グローバルでは「Galaxy Note 5」が発売されたが、2016年の「Galaxy Note 7」が海外で発売されてすぐに、バッテリーの事故が発生。調査の結果バッテリー設計に不具合があったとして販売が中止され、Galaxy Note 7は「幻のモデル」となってしまった。

世界的にお騒がせモデルとなってしまった「Galaxy Note 7」

 そして、満を持して今年登場したのがGalaxy Note8だ。海外ではGalaxy Note 5以来2年ぶり、国内ではGalaxy Note Edge以来、実に3年ぶりとなる新モデルとなった。

 ペン機能は強化され、ペンの精度を向上させただけでなく、ペンを近づけるだけで翻訳してくれたり、画面オフ時でも大量のメモを取れたり、メモの筆順をそのままアニメーションとして送信したり、さまざまな機能が追加された。

 大画面スマートフォンとしては、同じくハイエンドの「Galaxy S8+」があるものの、ノート機能を求める人にとっては3年ぶりということもあり、注目度の高いモデルである。

 SoCにはSnapdragon 835を搭載。ディスプレーは6.3型QHD+(1440×2960ドット)で、メモリー6GB、内蔵ストレージは64GB、OSはAndroid 7.1を採用している。


 続きは「「Xperia XZ1」「Galaxy Note8」 高性能Androidスマホどっちが買い?」でお楽しみください。

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