11月28日、日本ミシュランタイヤは東京プリンスホテルにて「ミシュランガイド東京2018」の発表記者会見および、出版記念パーティーを開催した。ミシュランガイド東京2018の価格は3240円で、発売日は12月1日。
ミシュランガイドは100年以上の歴史をもつガイドブックで、おいしい料理を星で表す評価方法などが特徴だ。ホテルやレストラン業界で専門知識を持つ専任のミシュラン社員が匿名で各店舗を調査する。料理の評価は世界共通の基準を採用している。「素材の質」「調理技術の高さと味の完成度」「料理の独創性」「コストパフォーマンス」「常に安定した料理全体の一貫性」の5つの項目が評価基準だ。店舗の雰囲気やサービスは関係なく、皿にのせられた料理のみで評価する。
これらの調査により、「三つ星」「二つ星」「一つ星」で評価。星がつかない飲食店やレストランの中でもコストパフォーマンスが高くて上質な料理を提供する店舗には「ビブグルマン」マークが付く。
東京版は2007年にアジア地域ではじめて発行されて以来、今年で11年目を迎える。512軒のレストランや飲食店、42軒の宿泊施設が掲載。今回は新たに82軒が追加となり、うち23軒に星が付き、59軒がビブルクマンとなった。また、日本料理の「かんだ」、フランス料理の「カンテサンス」、フランス料理の「ジョエル・ロブション」、寿司の「すきやばし 次郎 本店」の4店舗は東京版発行以来、11年連続で三つ星を獲得した。出版記念パーティーでは、三つ星のレストランをはじめ、今回はじめて一つ星や二つ星に輝いた店舗の代表たちが表彰された。
日本ミシュランタイヤの代表取締役社長のポール・ペリニオ氏は以下のようにコメント。
「東京は、2020年に2度目のオリンピック開催地として世界の注目を浴びるメトロポリタンであるとともに、アジアで初めてミシュランガイドを発行した地でもあります。東京を訪れる楽しさの中に、『食』は大きなウエイトを占めていることでしょう。10年以上日本版のミシュランガイドを発行したことで、日本の皆様にミシュランのポジティブなブランドイメージを広めることができたと思います。これからは車のタイヤ交換の際にミシュランブランドを利用していただけると幸いです」
ミシュランガイド総責任者のマイケル・エリス氏はこう述べた。
「寿司やフレンチ、イタリアンなど、東京の食の魅力は計り知れません。東京の食の限りない可能性は、この地の卓越した料理人や食を楽しむすべての皆様に支えられています。東京は、これからも刺激的な食体験を提供してくれると確信しています」
また、ぐるなびとミシュランタイヤが運営しているウェブサイト「クラブミシュラン」では11月28日から12月1日10時まで、今回発表された「ミシュランガイド東京2018」の全掲載店舗と料理の評価を先行で無料公開する。
クラブミシュランは、ミシュランガイド掲載店舗の閲覧や検索、予約ができるサービスだ。会員向けに専門のスタッフによるセレクション案内やウェイティングサービスなども提供している。レギュラー会員は月額324円で、ゴールド会員は月額5400円。サービス開始3周年を記念してクラブミシュランのサービスが無料で利用できる「半年間無料キャンペーン」を11月28日から開始した。
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