ビジネス向けのノートPCでは、どちらかというと無骨な本体デザインの製品が多い。確かに、見た目よりも中身重視ということはわかるが、かといって外に持ち出す機会のあるノートPCでは、見た目にもこだわりたいところ。
その点、DAIV-NG7500なら安心だ。DAIV-NG7500は全体的に直線を多用したデザインを採用するとともに、ゲーミング向けPCを彷彿とさせる天板のラインなど、かなり個性的なデザインとなっている。とはいえ、ゲーミングPCほど奇抜ではなく、スタイリッシュな雰囲気だ。また、背面の空冷ファン排気口付近は鮮やかな赤が、いいアクセントとなっている。かといって、液晶を開くと落ち着いた印象で、作業を邪魔することがない。これなら、見た目にこだわるクリエイターの人も納得だろう。
本体サイズは、418.5(W)×291(D)×28.5(H)mmと、17.5インチ液晶を搭載していることもあってかなり大柄だ。また、重量は約3.1kg。サイズや重量を考えると、モバイル用途としては厳しいが、持ち運ぶこと自体は、デスクトップPCよりもはるかに余裕で、イベントなどで作品を展示する場合などでも重宝する。加えて、ノートPCなので公称約5時間のバッテリーも内蔵するため、不意の電源喪失でも作業内容を失う心配がない。これも、ノートPCだからこその特徴だ。
そして、外部インターフェースも充実。先ほど、HDMI 2.0とMini Display Port×2を備えることは紹介したが、それ以外にもThunderbolt 3×1、USB 3.0は左右に2ポートずつの合計4ポート、ギガビットイーサネット、UHS-II対応のSDカードスロットなど、プロも納得の充実ぶり。変換アダプターを使わずに、豊富な周辺機器が快適に使えることだろう。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう