フランスに本社があり、欧州で高いシェアを持つWiko(ウイコウ)。国内向けとしては第2弾となる「View」を発表した。2万円台後半という価格でミドルクラスの性能ながら、18:9の縦長ディスプレーを採用。セルフィーを重視して、フロント側に16メガのカメラを搭載するなど、特徴的なモデルとなっている。今回は実機の写真を中心に紹介していこう。
インカメラが高性能! すごくミドルクラスの実用的な端末
シンプルなのになぜか魅力的なカラバリとデザイン
まずは主要スペックから。前述したようにミドルレンジの内容となっている。5.7型液晶の解像度は720×1440ドットで、CPUはSnapdragon 425(1.4GHz、クアッドコア)。3GBメモリー、32GBメモリー、13メガカメラ(イン16メガ)、2900mAhバッテリー、Android 7.1などとなっている。性能的には高いわけではないものの、素のAndroidに近い内容とHDクラスの解像度ということもあり、動作のスムーズさに不満無し。背面にはタッチ式の指紋センサーも搭載している。
ネットワーク面では、国内3社の主要バンドとVoLTEの両方に対応するなど、日本向けのカスタマイズはしっかり行なわれている。背面カバーを開くと、microSIM×2とは別にmicroSDスロットも用意されており、ストレージを拡張しながらDSDS機能を利用できる。
カラバリはブラック、ディープ・ブリーン、チェリー・レッド、ゴールドの4色だが、前モデルの「Tommy」と同様に、本体前面は黒の一色で、取り外し可能なカバーによって、カラバリが変わる形。背面カバーは当然プラスチックながら、今回はポップさより、金属調の雰囲気を演出。特にディープ・ブリーンは見る角度や照明によって、濃い緑にも青にも見えるので不思議な魅力を持つ(今回の写真ではホワイトバランスの関係か青寄りだが、実際に目で見ると緑っぽい)。
CPUとディスプレーの性能がやや低めだが、インカメラは逆に高性能。18:9の縦長ディスプレーの利便性も高い。SIMフリースマホとしての機能はひととおり揃えており、デザインが気に入るようなら選択肢に入ってきそうだ。
Wiko「View」の主なスペック | |
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ディスプレー | 5.7型液晶 |
画面解像度 | 720×1440ドット |
サイズ | 73.1×151.5×8.7mm |
重量 | 160g |
CPU | Snapdragon 425 1.4GHz (クアッドコア) |
メモリー | 3GB |
ストレージ | 32GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大128GB) |
OS | Android 7.1 |
対応ネットワーク | LTE:バンド1/3/5/7/8/18 /19/20/26/28/38/41 W-CDMA:1/2/5/6/8 4バンドGSM |
DSDS | ○ |
VoLTE | ○ |
無線LAN | IEEE802.11n(2.4GHz対応) |
カメラ画素数 | リア:13メガ/イン16メガ |
バッテリー容量 | 2900mAh |
指紋センサー | ○ |
SIM形状 | microSIM×2 |
USB端子 | microUSB |
カラバリ | ブラック、ディープ・ブリーン、チェリー・レッド、ゴールド |
価格 | 2万円台後半 |
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