メルカリが14日、フリマアプリ「メルカリ」の仕様変更を発表。仕様変更は12月上旬から。初出品時の本人情報登録にくわえて、売上金のルールを変更する。
いままではメルカリでの売上を直接使ってメルカリに出品されている商品を購入できたが、今後は一度、売上金でメルカリ内の「ポイント」を購入する必要がある。また売上金の振込申請期限を、従来の1年から90日間へと短縮する。
1) 初出品時の本人情報登録
初めてメルカリで出品する際には、本人情報(住所・氏名・生年月日)の登録が必要になる。登録した住所氏名と売上金の振込口座名義が一致しない場合、振込申請が受けられなくなる。
2) 売上金利用方法の変更
売上金を直接使用した商品購入ができなくなる。売上金で商品を購入する場合は、売上金で「メルカリポイント」を購入し、ポイントを使って商品を購入するような形となる。ポイントの購入方法は12月上旬にアプリ内でアナウンス予定。
3) 売上金の振込申請期限の変更
売上金の振込申請期限を1年から90日へと大幅に短縮する。振込申請期限までに売上金の利用がなかった場合、登録した銀行口座に自動的に振り込む。メルカリの振込手数料は1回あたり210円。
なお売上金については、「これまで当社の運転資金とは別の口座で管理しておりましたが、引出し期間を短縮するとともに、この度、資金決済法で定める前払式支払手段発行者として登録を行い、今後発行するポイントについても必要な保全策を講じていきます」としている。
「お客さまに当社のサービスをより安心・安全にご利用いただくため、この度の仕様変更に至りました」(メルカリ)。
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