FAプロダクツは11月14日、製造業向けに、既存設備の改造なし稼働監視が実現できるセンサーパッケージを発売すると発表。インテリジェントケーブルスキャナー「ICS シリーズ」として販売開始する。
製造業ではSmart Factoryの構築を目指し、IoT技術の導入が進み始めている。中でも、最も重要で費用対効果が高いとされる「稼働監視」を正確に実施する必要性が認知されはじめ、同社のSmart Factory Conductor シリーズ「稼働監視パッケージ」をはじめ各種システムが開発されている。
しかし、多くのシステムは設備から「通信」で情報を取得できることが前提となっているため、旧型の設備、特にプレス機・加工機・成型機などの稼働監視するためには大きな障壁が残っている。
今回のICS シリーズと稼働監視パッケージを組み合わせることで、設備の新旧を問わず、大幅な改造をせずに設備のIoT化を実現可能としている。
旧型のプレス機・加工機・成型機などの稼働信号を接点信号で集約することが容易になり、既存設備のIoT化を強力に推進できるという。
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