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アスキースマホ総研・白書 第58回

プロカメラマンが教えるiPhoneカメラの正しい使い方

2017年11月06日 18時00分更新

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 本日は、ASCII倶楽部で11月1日に公開した「プロカメラマンが教えるiPhoneカメラの正しい使い方」を紹介します。


 今どきは、コンパクトデジカメ(コンデジ)ではなく、いつも持ち歩いているiPhoneを使ってスナップ撮影するのが当たり前だ。解像度1200万画素と、1800~2000万画素クラスが多い普及価格帯のコンデジより画素数は少ないものの、大判のプリントで比較しない限りは画素数に不満を覚えることはないだろう。また、操作系もディスプレーのタップやスワイプと、コンデジと比較すると直感的に扱えるのもメリットのひとつだ。

iPhoneなどのスマホは基本的にディスプレーをタッチして撮影操作を行なう

被写体をタッチして撮影がiPhone撮影の基本

 ただし、コンデジ代わりにiPhoneをメインカメラとして使うことを考えると、先述のとおり操作系が異なるだけでなく、撮影機材としての仕様にも違いがある。

 iPhoneとコンデジとのいちばん大きな違いは、光学ズームがないことだ。デュアルレンズのiPhone 8 Plusは光学2倍の望遠撮影が可能だが、望遠と広角側は切り替え式。2倍以上の倍率で撮影したい場合は、多少画質は落ちるもののデジタルズームとなる。

iPhoneとコンデジの画角の違いを確認する

 iPhone 8 Plusの画角は広角側が35mm換算で29mm相当、光学2倍の望遠側が59mm相当。切り替え式の光学2倍なので光学10倍超が標準のコンデジに比べると画角の幅は狭い。まず作例比較に利用したソニーの光学20倍ズームコンパクトデジカメ「DSC-WX350」とのスペックを確認してみよう。

  iPhone 8 Plus DSC-WX350
静止画記録サイズ 4032×3024ピクセル 4896×3672ピクセル(4:3)
カメラ (リア)12メガ×2
/F値1.8、2.8
(イン)700メガ/F値2.2
18.2メガ
/F値3.5~6.5
焦点距離 29mm/59mm 25mm~500mm(静止画4:3)
ISO感度 自動/20~2000相当
(編集部測定値)
80~3200相当
光学式手ぶれ補正
(iPhone 8 Plusは広角側)

 iPhone 8 Plusはインカメラの有無はあるものの、リアカメラがデュアルレンズで広角(標準)と光学2倍の切り替え式なのが大きな違い。対するDSC-WX350は光学20倍ズームだ。どちらも光学式手ぶれ補正に対応するが、iPhone 8 Plusは広角側のみが対応する。次に、両者の画角の差をチェックしていこう。

【iPhone 8 Plusの画角】

 iPhoneの標準、光学2倍、デジタルズーム5倍、デジタルズーム10倍の画角の作例。デジタルズーム10倍ではさすがにざらつきが目立つが、拡大しなければ十分きれいだ。

標準29mm相当(F値1.8、焦点距離29mm、シャッタースピード1/2288秒、ISO相当感度20)

望遠59mm相当(F値2.8、焦点距離59mm、シャッタースピード1/774秒、ISO相当感度20)

デジタルズーム145mm相当(F値2.8、焦点距離145mm、シャッタースピード1/774秒、ISO相当感度20)

デジタルズーム287mm相当(F値2.8、焦点距離287mm、シャッタースピード1/592秒、ISO相当感度20)

【コンパクトデジカメ(ソニーDSC-WX350)の画角】

 光学20倍ズームのソニー製コンパクトデジカメ「DSC-WX350」の画角。高い光学ズーム倍率が利点だ。

25mm相当(F値3.5、シャッタースピード1/1000秒、ISO相当感度80)

27.3mm相当(F値3.5、シャッタースピード1/1000秒、ISO相当感度80)

57mm相当(F値4.5、シャッタースピード1/640秒、ISO相当感度80)

142mm相当(F値5.6、シャッタースピード1/400秒、ISO相当感度80)

288mm相当(F値6.3、シャッタースピード1/250秒、ISO相当感度80)

500mm相当(F値6.5、シャッタースピード1/250秒、ISO相当感度100)

 上記の作例のようにiPhoneとコンデジの画角には差があるものの、iPhoneはデジタルズームが優秀なので気軽にデジタルズームを活用して撮影してもいいだろう。画面タッチだけで完結する操作系も直感的で扱いやすく、一般的な用途ではふつうにコンデジ代わりに使える。


 続きは「プロカメラマンが教えるiPhoneカメラの正しい使い方」でお楽しみください。

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