全日本空輸(ANA)は2017年11月2日、起業家を支援する「BLUE WINGプログラム」において、国際的な起業家支援団体「Endeavor」(エンデバー)へ、フライトの支援を開始したと発表。
BLUE WINGプログラムは、よりよい世界の実現に向けて奮闘している起業家のフライト代を、ユーザーと同社が連携して支援する独自プログラムだ。
Endeavorは、米ニューヨークに本拠地を置き、「各地域のエコシステムの拡大・経済の成長に寄与できる起業家」を発掘・支援する非営利組織だ。世界30拠点で支援を拡げており、活動をつうじて支援先の企業が9300億円、雇用60万人を生み出している。
今回、ANAはEndeavorの活動にともなうフライトの支援を実施するほか、ユーザーがBLUE WINGのコンテンツをシェアするだけで、起業家の支援に貢献できるプロジェクトを立ち上げた。プロジェクトページをFacebook、Twitter、LinkedInなどのSNSでシェアすると、1回につき15WINGS(1WING=1円)相当の支援がBLUEWINGを通じてフライト支援額に加算し、エンデバーに還元される。期間は2018年3月末まで。また、Endeavorのボードメンバーやエンデバー支援の起業家などが参加する交流イベントを開催する。応募による当選者数3名が参加可能で、開催日は11月27日。
今回の取り組みについて、全日本空輸(ANA)デジタルデザイン ラボの深堀昂ディレクターは、「世界をよりよくするために課題を解決しようとしている起業家を、世の中を変えようとしている人たちを支援したい」と語る。
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