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クリップ式の交換レンズをXperia XZ Premiumで使ってみた

2017年11月03日 10時00分更新

 発表会やインタビューなどの取材時に「Xperia XZ Premium(SO-04J)」をレコーダーとして動画を撮っています。ボイスレコーダーアプリを使ってもいいのですが、音声より動画のほうがあとあとチェックをするときに、話しているポイントが探しやすくて便利なんです。

発表会ではスマートフォン用の三脚にセットして録画

 録画したデータはWi-Fi接続時にGoogleフォトへ自動でアップロードされるように設定してあります。これなら自宅で原稿書くときに、PCのウェブブラウザーから動画をチェックできます。しかもバックアップしてあれば、Xperia XZ Premium本体に保存してあるデータは削除できるので、SDカードの容量も圧迫しません。

Googleフォトアプリで写真も動画もバックアップ

 というわけで発表会取材時にステージを動画撮影しているのですが、ちょっと不満もあります。それは動画撮影のためできるだけ一番前に座るのですが、それだとステージなどが近すぎて画角が狭くて基本的にスライドしか構図に入れられないことです。

スクリーンは収まっているが、脇の演台はフレームから切れている

 もちろん後方に下がればステージ全体をフレームに入れられるのですが、それだと前に座っている人が壁になってしまい撮影できません。三脚を高くして頭より上に掲げるのは、後ろの人に迷惑になるのでできません。そこで、スマートフォン用のクリップ式広角レンズを使ってみました。

クリップ式の広角レンズを装着

 使い方はカンタンで、まずクリップをカメラレンズにかからないようにセットします。あとはクリップに広角レンズをはめ込むだけ。カメラアプリをビデオモードにしてみると、クリップ式レンズなしのときと比べて広い範囲が映し出されています。

クリップ式の広角レンズをつけた状態の構図

 ただし、試用しているクリップ式の広角レンズがXperia XZ Premium専用ではないため、標準倍率だと4隅にレンズの影がでてしまっています。そこでデジタルズームで1.3倍にズームしてみると、影が消えて良い感じに。

1.3倍にデジタルズームすると、4隅の影が消えた

 これで先頭に座って撮影してもかなり広範囲で撮影できるようになりました。もちろん専用ではないレンズを装着してデジタルズームを使っているので若干画質は落ちますが、メモがわりの録画なので問題なしです。

 ちなみに今回試用しているのはノベルティーでもらった製品ですが、クリップ式のスマートフォン用交換レンズは1000円か2500円くらいで販売しています。広角だけでなく望遠やマクロといったレンズもあるので、興味のある人は試してみましょう!

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