ZenFone 4シリーズのハイエンド機、ASUS「ZenFone 4 Pro」が27日に発売された(ピュアブラックのカラバリのみ、ムーンライトホワイトは一時受注停止中)。Snapdragon 835に6GBメモリーを搭載するなど、スペック面でも文句なしの同機が編集部に到着したので、まずは外観面を中心にお届けしたい。
基本スペックをおさらいしていくと、ディスプレーはフルHD解像度の5.5型有機EL。画面サイズは無印のZenFone 4と同じというわけで、本体サイズもほぼ同じ(75.6×156.9×7.6mm)。ディスプレーは有機ELらしい、明るさと鮮やかさでワンランク上という感想を持つ。重量は10g増えた175gだが、そのぶんバッテリーサイズも3600mAhと増量されているので不満はない(ZenFone 4は3300mAh)。
CPUは前述したとおりにSnapdragon 835(2.45GHz、オクタコア)、6GBメモリー、128GBストレージなど。対応バンドも非常に多く、3波のキャリアアグリゲーションに対応。もちろんDSDSも利用可能だ。
まず目に付くのがデザインの美しさ。各社フラグシップ機は18:9の縦長ディスプレーを採用する傾向にあるので、従来から変わらぬスタイルという感もあるが、背面の透明感のあるガラスは印象的。ZenFone 4を含めたZenシリーズでおなじみの同心円模様が本機はないので、随分とスッキリとした印象だ。ディスプレーの下側に用意されたナビゲーションキーもこれまでと同じスタイルで、ZenFoneシリーズのユーザーなら戸惑うことはないだろう。
性能面での自慢はやはりカメラ。標準+広角のZenFone 4とは異なり、こちら標準(1200万画素)+2倍ズーム(1600万画素)の組み合わせ。つまりiPhoneタイプというわけだ。標準と2倍ズームの切り替えはタップするだけの手軽さも便利。ちなみにZenFone 4と異なり、レンズ部分はほんのわずかに出っ張りがあるが、ほとんど気にならないので、レンズへのこだわりとして前向きに捉えたい。
税抜8万9800円と高価なモデルでもあるが、それは妥当かどうか、ASCII編集部でも評価を進めていく予定だ。
ASUS「ZenFone 4 Pro」の主なスペック | |
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ディスプレー | 5.5型有機EL |
画面解像度 | 1920×1080ドット |
サイズ | 約75.6×156.9×7.6mm |
重量 | 約175g |
CPU | Snapdragon 835 2.45GHz (オクタコア) |
メモリー | 6GB |
ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大2TB) |
OS | Android 7.1.1 |
対応ネットワーク | LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/17/ 18/19/20/26/28/29/30 /38/39/40/41 W-CDMA:1/2/3/4/5/6/8/19 4バンドGSM |
DSDS | ○ |
CA | ○(3CC CA) |
au VoLTE | ○ |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
カメラ画素数 | リア:12メガ+16メガ/イン8メガ |
バッテリー容量 | 3600mAh |
指紋センサー | ○ |
SIM形状 | nanoSIM×2 |
カラバリ | ピュアブラック、ムーンライトホワイト |
価格(税抜) | 8万9800円 |
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