iPhone Xで有機ELが搭載されたことは大きな話題となった。今回はiPhoneに先がけて有機ELを採用していた「Galaxy Note8」とディスプレーを比較してみたい。ただ、iPhone Xは発売前のため、発色などのチェックができないため、あくまでもサイズをベースにした比較になる。
なお、価格はiPhone X(64GB)が各キャリア、SIMフリーともに約13万円、Galaxy Note8(64GB)もドコモのオンラインストアで12万6360円と、スペック的にも価格的にも直接のライバルと言える。
画面は大きいけど本体はそれほどでもない
ディスプレーサイズと本体サイズから見ていこう。iPhone XはSuper Retina HDディスプレイで5.8型、解像度は1125×2436ドット、サイズは70.9×143.6×7.7mmで重さは174g。Galaxy Note8はQuad HD+ Super AMOLEDで6.3型、解像度は1440×2960ドット、サイズは75×163×8.6mmで重さは190g。どちらもフレームレス構造で、iPhone Xは「オールスクリーンディスプレー」、Galaxy Note8は「Infinity Display」と名乗っている。
デザイン面の特徴は、iPhone Xが上部に凹みがあることに対し、Galaxy Note8は上下に細いフレームがあること。iPhone Xの場合はアプリが対応していないと画面の一部が欠けてしまいそうだ。
それではサイズ比較に移ろう。Galaxy Note8は6.3型、iPhone Xは5.8型とどちらも縦長の変則的な比率になっている。ただ、そのおかげで横幅はGalaxy Note8で75mm、iPhone Xで約71mmと握りやすいサイズ感に収まっているのが特徴だ。たとえばiPhone 8 Plusは5.5型で横幅は78mmなので、フレームレスデザインと縦長の比率の恩恵をいかに受けているかがわかる。
5.2型のXperia XZ1は横幅73mm。iPhone XとGalaxy Note8の中間だが、ディスプレーサイズを考えると端末は自体は大きい部類に入るだろう。ただ、Xperia XZ1が薄さが7.4mmなので、iPhone X、Galaxy Note8よりも薄くて軽いというメリットがある。
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