JPCERTコーディネーションセンターは10月26日、ランサムウエア対策特設サイトを公開した。
今年になって深刻な問題を引き起こした「WannaCrypt」や「Petya」など、近年被害が増加しているランサムウェアに対する注意喚起と被害低減を目的としたページ。匿名での流通が可能な仮想通貨の普及を、流行の背景として挙げている。
ページでは各種ランサムウェアの特長や挙動のほか、バックアップの推奨やメール添付ファイルの取り扱いといった感染を未然に防ぐ対策を紹介。万一感染した際は、まず対象端末を隔離、次にランサムウェアの種類を特定して駆除、そして復元の試行といった流れを、それぞれポイントを挙げて説明している。また、各種情報に対してより詳細な参考文献も掲載されている。
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