一部のファンの間で話題の食べ方を再現
今日はセブン&アイ・ホールディングスの「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 チーズの一撃」を食べます。セブン-イレブンやイトーヨーカドーなどで数量限定発売中。価格は213円。
ゴーダチーズを加えた唐辛子の辛みとガーリックの風味が特長のスープと、ニンニクとチキンエキスを練り込んだ中太ストレート麺が特徴。具材にはキャベツ、豆腐、ミンチ肉、きくらげのほか、濃厚なチェダーチーズをトッピング。ファンの間で流行している食べ方を参考に、「蒙古タンメン中本」店主も監修して作り上げたそうです。
蒙古タンメン中本といえば、東京都板橋区に本店を構えるラーメンチェーン店。肉や野菜を長時間煮込んだスープに秘伝味噌と唐辛子を混ぜ合わせた「タンメン」が名物です。
2008年頃からセブン&アイ・ホールディングスと蒙古タンメン中本はタッグを組み、蒙古タンメン中本ブランドのカップラーメン、チルド麺、弁当などを全国発売しています。特にカップラーメンは、辛党の間で高く評価されています。
とはいえ、蒙古タンメン中本で提供しているタンメンに比べれば、カップラーメンの辛さは(比較的)抑えられています。それに辛味オイルが別添なので、辛さが苦手な人でも調整して食べられますね。そもそも辛い食べ物が好きじゃない人がこれを選ぶのか、という疑問はあるにしても。
マイルドにはなったけど辛いものは辛いよ
辛味オイルを全て入れたところ、もう、どう贔屓目に見ても辛そうになりました。これで辛くないはずがないのですが、食べてみないことには……いや、辛いだろうな……。筆者、辛い味は好きですが、それほど辛さに強いわけではありません。
辛いです。辛いです。大事なことでもないですが、2回言いました。
辛いのですけれども、いや本当に辛いのですけれども、ただ辛いわけではない。やはり味噌のコクがあるのですよね。舌をビリビリと突くような刺激の中にも、もう一口食べたくなる魅力がある、そんな味になっている。
一方で、チーズは確かに感じられるのですが、もう少し増やしても良かったのかな、とも感じました。辛いスープにクリーミーさが加わって良いのですが、せっかくこの路線にするのであれば、もっと入れてチーズの特徴を際立たせる仕上げ方にしたら面白かったのでは、という気はします。それでもかなり辛いんですけど。
辛党はどう評価するのでしょうか? 今回はアスキー編集部でもっとも辛い味に強いことで知られる、進行管理などを務める西牧さんにも食べてもらいました。
西牧さん「蒙古タンメン中本とコラボしたカップラーメンはどれもおいしいですね。これも期待通り。きちんと辛いし、コクがある。でも、そんなに辛くないんじゃないですか(編注:辛党の意見です)。 多分チーズでマイルドになっているんでしょうね。それでも、味自体には納得できますし、辛いカップラーメンの入門にもいいのでは」
何度も言いましたけれども、本当に辛いです。ガチ辛です。でも、辛いだけではないのが蒙古タンメン中本に熱狂的なファンがいる理由。このカップラーメンでも、その路線は再現できている。チーズのおかげで、少しだけマイルドになっているので、オススメです。辛いけど。
モーダル小嶋
1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。髪型を坊主にしたため、プロフィール画像とまったく違う風貌になった。ショートコラム「MCコジマのカルチャー編集後記」ASCII倶楽部で好評連載中!
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