週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

2018年春の公開予定

2018年春の大型アップデートに向けてWindows 10 IPは動き出している

 Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。

 基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。

Windows 10 Insider Previewの最新ビルドは「17017」

監視報告
2018年春の大型Windows 10アップデートに向けて動き出している

 2017年10月17日にWindows 10 Fall Creators Updateがリリースされたが、2017年7月にはすでにその次のアップデートに向けたInsider Previewが公開されている。次の大型アップデートは、コードネーム「Redstone 4(RS4)」と呼ばれ、2018年春の公開が予定されている。

 最新ビルドは、Windows 10 Insider Preview ビルド17017で、10月17日にリリースされた。まだそれほど大きな動きがあるわけではないが、2点新機能が追加されている。

これまではスタートアップアプリはタスクマネージャーから確認していた

「設定」に「Startup」タブが追加された

 「設定」の「アプリ」に「Startup」という項目が追加されたのだ。「スタートアップ」とはWindows 10の起動時に自動的に読み込まれるアプリのこと。プリンターやクラウドストレージなどの常駐アプリなど、いくつも登録されることもある。

 ただし、あまりにもたくさんスタートアップに登録されるとWindows 10の起動が遅くなる。不要なアプリは起動しないようにすると、起動速度を改善できるのだ。従来、スタートアップの一覧はタスクマネージャーから表示していたのだが、これが「設定」の中から確認したりオンオフできるようになったのだ。これは地味に便利なので、ウェルカムな改善ポイントといえる。

アメリカ英語圏内では「Cortana Collections」が利用できるようになっている

本の購入画面を開いたら、自動的にコレクションに追加するかどうかを聞いてくる

 もうひとつが、「Cortana Collections」。ユーザーが興味を持っている買い物やレシピ、書籍、映画などを集めて提示してくれる機能だ。クエストも公開されているのだが、残念ながらEN-USのInsider向けとなる。また、ユーザーに推奨されるアクションは、コルタナとアクションセンターの両方に表示されているが、混乱するというフィードバックがあったそう。そこで、基本的にはアクションセンターに集中させるとのことだ。

これでズバッと解決!

 次期大型アップデートRedstone 4に向けたInsider Previewがリリースされている。最新はWindows 10 Insider Preview ビルド17017。「アプリ」の設定に「Startup」タブが追加されている。


 Windows 10探偵団は毎週、月・水・日に更新します。お楽しみに!


この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事