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iPhone Xの料金出揃う! 予約するならキャリア? SIMフリー?

2017年10月24日 12時00分更新

 23日にauからiPhone Xの料金が発表され、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアの料金が出揃った。各社とも独自の料金プランを展開しているので、今回はそれらのプランのメリットデメリットを見ていこう。今回はスタンダードな契約例を紹介するが、次回はauとソフトバンクが導入した48回払いなども取り上げる予定だ。

長期ユーザーや下取りするならオトク
ドコモは48ヵ月プランはないが堅実

 まずはドコモから。iPhone X(256GB)を新規契約、2年間契約(24回払い)で購入した場合、以下のようになる。

ドコモ料金シミュレーション
※すべて税込

カケホーダイライト
1836円
データSパック(2GB)
3780円
spモード
324円
端末代金
5994円×24=14万3856円
月々サポート
▲2376円×24=▲57024円
月々の支払い総計
9558円
2年間の合計
22万9392円
端末負担額金(2年間合計)
14万3856円-5万7024円=8万6832円

 新規契約の場合は特に割引きはないが、機種変更と契約変更(FOMA→Xi)だと「ずっとドコモ割」が適用になり、ドコモとの契約年数に応じて100~800円(最低4年以上)が割引かれる。

 下取りプログラムは機種変更とMNP、契約変更に適用される。端末ごとに金額は決まっており、容量は問わず。iPhone 7 Plusなら32~256GBまで一律4万6000円だ。端末代金からこの金額が引かれるので、14万3856円-4万6000円=9万7856円となり、月々の支払い合計は7462円まで下がる。

 ずっとドコモ割(15年以上)▲600円、ドコモ光を契約▲500円を組み合わせれば6454円まで安くなるが、なかなかハードルは高い。

まずは月の利用料金を決める。もっともミニマムなプランを選択

ドコモは機種変更もMNPも下取り金額に差はない

下取りがないとこの金額に。1万円以内でギリギリ収まったが、これだとデータ通信量が少ないというジレンマが

データ通信量で料金が変動する
auのプランは賢く使えば安く使える

 それではauの料金を見てみよう。同じく、iPhone X(256GB)を新規契約、2年間契約(24回払い)で購入した場合。

au料金シミュレーション
※すべて税込

auピタットプラン(シンプル)
3218円
ビッグニュースキャンペーン
▲1080円×12回
端末代金
6100円×24=14万6400円
月々の支払総計
8238円(13ヵ月以降9318円)
2年間の合計
(8238円×12=9万8856円)+(9318円×12=11万1816円)=
21万672円

 前提として、ピタットプランの最安値で計算しているので、データ通信量は1GB未満まで。ドコモと同じく3GBまで使用した場合は1万1478円と、ドコモよりやや高くなる。しかし、データを使わない月は圧倒的に安いのが特徴だ。ただ、auのウリでもあるスマートバリューによる恩恵が受けられないのは痛い。フラットプランなら永年1000円引き、ピタットプランでもカケホかスーパーカケホを契約すれば永年500円引きとなる。

 また、機種変更とMNPには下取りプログラムが適当される。ドコモと同じく機種ごとで容量は問われないが、MNPの場合はiPhone 7 Plusで2万4840円、機種変更は4万500円(ともに税込)とかなりの差がある。

 下取り額はドコモより安いが、auには毎年機種変更する人のための「アップグレードプログラムEX(a)」(24回払い)と、48回払いが前提となる「アップグレードプログラムEX」が用意された。その説明はまた次回。

auの場合、下取りした金額は端末代に充当されるので、金額次第で最初の数ヵ月は端末代金が0円になる。ちなみに、下取りはMNPのほうが安くなる

ピタットプランはデータ通信量で価格が変動するので、ネットをほぼしない月ならかなり安くできる

データ通信1GB未満でこの金額。3GBくらいまで使うと1万円を超えてしまう

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