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アスキースマホ総研・白書 第55回

iPhoneにケースは付けるべきか否か そもそもケースごとに何が違う?

2017年10月18日 18時00分更新

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 本日は、ASCII倶楽部で10月11日に公開した「iPhoneにケースは付けるべきか否か そもそもケースごとに何が違う?」を紹介します。


アナタはスマホにケースを付ける派?
それとも付けない派?

 いつの頃からか、スマートフォンにケースをつけて使用する文化が定着した。ケースを装着する一番の理由は「うっかり落としてしまったときの保護」だ。特に新しく登場した「iPhone 8」シリーズと「iPhone X」はディスプレー面だけでなく、背面もガラス素材に変わったので、いくら強化ガラスといえど割れる可能性はある。

 また、iPhone 8シリーズは本体周囲の素材がアルミ、iPhone Xはステンレスを採用しているが、これも強く打ちつけたりすると、キズがついてしまう。何年も同じモデルを使い続けるならいいが、こまめに機種変更する場合、ガラスが割れていたりキズが付いていたりすると、リセールバリューが下がる原因となってしまう。

 各キャリアが用意している毎年新しいiPhoneに買い換えできるプランは、機種変更時に使用していた端末の回収が必須だが、本体や液晶に破損がある場合は回収できないなどの条件がある。やはりスマホはキズや破損なくキレイに使いたい。そのためにもケースは必須というわけだ。

 ただし、iPhone 8シリーズとiPhone Xでケースを選ぶ際に注意したいのが素材と厚さ。iPhone 8シリーズとiPhone Xはワイヤレス充電に対応しているが、ケースに金属素材を使用していると電波干渉をおこして、iPhone本体やケースが高温になってしまう可能性がある。

 厚さも公式サイトでは3mmまでとなっているので、背面にポケットなどを配置して厚みのあるケースだと、ワイヤレス充電ができないことも。もし、iPhone 8シリーズとiPhone Xでワイヤレス充電を使いたい場合は、ケースを選ぶ際に素材と厚さについて頭に入れておこう。

ケース派のスピーディー末岡
絶対裸族のゆうこば

 ケースを付ける付けないは個人の判断になるわけだが、参考までにアスキースマホ総研のケース派スピーディー末岡と、何も付けない派ゆうこばにメリットデメリットを聞いてみよう。

ケース付ける付けないで揉めに揉めたアスキースマホ総研のメンバー

 まずは、所有しているスマホには必ずケースとフィルムを付けるというスピーディー末岡。普段、細かいことは気にしないタイプの人間なのに、なぜこんなに几帳面なのか?

ケースのメリット

  • 細かい傷、落下の衝撃から守る
  • スマホが守られている安心感
  • 好きなデザインのケースを付ける楽しさ
  • フリップ型はカードを収納できたり多機能
  • 形状によっては落としづらい
  • 防水・防塵対応もある
  • バッテリー内蔵は便利

ケースのデメリット

  • 本体サイズが大きく、重くなる
  • 熱がこもりやすい
  • 素材によってはポケットから出しにくい
  • 取り外しが面倒なものも
  • 形状によってはしまいにくい
  • 通話しにくくなることも
  • いいケースは高価

 スピーディー末岡いわく「高いお金出して買ってるんだから、キズ付いたらイヤじゃないですか。クルマだってちょっとのキズでも落ち込みますもん。こないだ10円パンチをやられましてね(以下略」。とまあ、要するに綺麗に使いたいからとのこと。「iPhoneに関してはリセールバリューをかなり意識してますんで、できるだけゴツくて頑丈なケースでキズひとつ付けないように扱ってます。そんなにスマホ落としたことないですけどね」。Androidスマホは取ってあるけど、iPhoneは売り払ってから新しいのを買う主義のスピーディーらしいコメント。

iPhoneに限らず、スマホには絶対ケースを付ける派のスピーディー末岡

ケースを付けるのは甘え! iPhoneは使ってないがスマホは絶対にノーケース派のゆうこば

 一方、スマホは裸で勝負というゆうこばの意見を聞いてみよう。

ケースをつけないメリット

  • スマホ本来の姿だから
  • ゴリラガラスなんだからそもそもいらない
  • サイズや重量が変わらない
  • QiやNFCなども普通に使える
  • カメラも干渉せずに使える
  • 放熱に優れている
  • お金がかからない

ケースをつけないデメリット

  • 本体のデザインが気にくわないときは悲惨
  • バッグやポケットの中で本体に細かいキズがつく
  • 落下の衝撃に圧倒的に弱い
  • 背面がアルミ素材だとぶつけた拍子に凹むことも
  • リセールバリューを考えるなら神経を使う
  • 防水・防塵対応スマホじゃないと突然の雨が怖い
  • 落として壊したら修理代がかかる

 スマホ裸族・ゆうこばの言い分としては「僕はスマホそのものが好きなんです。ケースをつけたら、このデザインを考えたデザイナーの気持ちを踏みにじることになります。メーカーはケースを付けない前提で販売してるわけで、素の状態こそがスマホの完成形ですよ! だから僕はXperia! スピーディーさんみたいに買ったときから売ることを考えてちゃダメです」だそうだ。そんな熱く語ったゆうこばにデメリットを聞いてみると「それは自分で気をつけていれば大丈夫。僕、落としたこと一回もないですし。キズ付くのがいやなら、柔らかい布の袋とかに入れておけばいいじゃないですか」とのことだが、それ、本末転倒じゃないのか……。

タイプ別に見るiPhoneケース

 ひと口にiPhoneケースといっても、種類は多種多様。そこでどのケースにどんな利点があるかチェックしていこう。

ハードケース

 ポリカーボネートや金属などを素材に使っており、ポリカーボネートの場合は軽量で薄型の製品も多いので、せっかくのiPhoneの薄さを損なわずに使いたいユーザーにオススメ。金属は高級感のあるケースが多く、しっかりと保護できるかわりに、重量がアップしてしまう。特別な設計のケース以外は衝撃に弱く、振動を本体に伝えてしまうケースも多いので、端末をよく落とすユーザーには不向き。

デザイン的にバリエーション豊富なハードケース

ソフトケース

 シリコンやTPUといった柔軟性のある素材を使ったケース。柔らかいので装着しやすいのがポイント。SIMを挿し変えるため、ケースをよく取り外しするユーザーにピッタリ。柔らかい素材がクッションがわりにもなり、落下などの衝撃を和らげてくれる効果も期待できる。

 シリコンは成形しやすいので、キャラクターをあしらった立体的なデザインも作りやすい。ただし、長期間使用すると劣化でベタベタするなどの欠点もあり。

柔らかくて脱着しやすいソフトケース

フリップケース

 ディスプレー面も覆えるフリップがあるケース。いわゆる手帳型だ。未使用時はガラス面を保護できるので、保護フィルムや強化ガラスなどを貼りたくないユーザーにオススメ。フリップ部分にカードポケットがあるタイプも存在し、ICカードやクレジットカードなどを入れておける。また、フリップがスタンドになるタイプもあり、動画や写真が見やすくなるなど多機能なことがこのケースの特徴だ。

 フリップを開く方向は商品によって横と縦の2タイプあるが、どちらのタイプもフリップを背面に持っていくとカメラが隠れてしまう製品が多いので、カメラをよく使うなら注意が必要。

本体を保護する以外にも活躍するフリップケース

タフネス・特殊機能一体ケース

 防水、防塵、防雪、耐衝撃仕様や、米軍のMIL規格準拠など、見た目はゴツく重量が増えてしまうが、アウトドアで使っても壊れにくい安心感があるタフネスケース。前面まで覆ってしまうケースもあり、本体すべてを守ってくれるのだが、取り外しがしにくい、イヤホンジャックやLightning端子にアクセスしづらいといった欠点もある。

 iPhone 7シリーズ以降は防水対応となっているが、念には念を入れたい人にオススメ。ケースによっては海水にも対応しているものもある。

 また、ケースと別の機能が一体となったケースもある。たとえば、バッテリー一体型のケースなら長時間使えるようになる、自撮り用のライトや広角、望遠といったアタッチメントタイプのレンズが装着できるなど。

 特殊機能一体型ケースは、普段は通常のケースを使っていて、旅行先で充電する機会がなかったり、夏場の海水浴など特別なシーンで使う場合に別途用意して使うといいだろう。

防御性能はピカイチなタフネス系ケース

編集部員が選ぶタイプ別ケース

 先ほどはスピーディー末岡とゆうこばがケースを付ける付けないで激論を交わしていたが、今回はスマホ総研のケース派にどんなタイプがオススメなのかを聞いた。


 続きは「iPhoneにケースは付けるべきか否か そもそもケースごとに何が違う?」でお楽しみください。

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