ローソンと楽天は10月6日、「ローソン南相馬小高店」(福島県南相馬市)を拠点に、専用車両による移動販売とドローンによる商品配送を連携させた取り組みを10月31日から開始すると発表した。
南相馬市小高区は、東京電力福島第一原発事故の影響による避難指示区域に指定されていたが、2016年7月に解除された。一方、日用品や食品など買い物環境の向上は優先すべき課題となっているという。
ローソン南相馬小高店は、2016年10月にオープンし、避難指示区域の指定解除以降小高区内で最初に営業を再開したコンビニエンスストア。今回の協業では、同店舗を拠点に小高区内で週2回の移動販売を開始し、そのうち週1回限定で、移動販売車両では積み込めない温度帯である「からあげクン」をはじめとしたフライドフーズなどの注文を受けた際、「楽天ドローン」の専用機で店舗から移動販売先へ配送する。
なお今後のドローン配送の展開については、半年間の試験運用にて検証した結果により、検討するとしている。
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