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第⼀弾として吉野家との実証実験が決定

ニューロスペース、AI・IoT技術活⽤の睡眠解析プラットフォーム開発開始

2017年10月11日 09時00分更新

 ニューロスペースは10月11日、SleepTech(スリープテック)事業の加速を目的に、ユーグレナSMBC日興リバネスキャピタルから第三者割当増資による資金調達実施を発表。AI・IoT技術活用の「睡眠解析プラットフォームβ版」開発をスタートすると発表した。

 同プラットフォームは、個人ごとの睡眠データを高精度に計測し、AI活用の解析技術から導き出した個人別睡眠解析結果と最適ソリューション、改善データを提供するシステム基盤だ。

 社員の健康増進・生産性向上を志向する企業や睡眠ビジネス参入を検討する企業にプラットフォームを開放。APIを通じて、睡眠改善データやソリューションを経営の改善や自社サービス・IoT対応製品に組み込めるという。

 また同プラットフォームの実証実験として、吉野家のシフト勤務者を対象に、同社開発の新規睡眠計測デバイスおよび計測データから睡眠ソリューションを提供するモバイルアプリを配布。1ヵ月におよぶ睡眠計測と改善行動のレコメンデーション、シフト調整などを通じて、同プラットフォームの有効性の実証とブラッシュアップを実施する。

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