「Xperia XZ Premium(SO-04J)」の世代から搭載された「Motion Eye カメラシステム」では、被写体の動きを自動で検知してベストショットが撮れる「先読み撮影」が使用できます。この先読み撮影機能、Xperia XZ Premiumを購入してから料理や風景などあまり動きのある被写体を撮ってこなかったので、活用するチャンスがなかったのですが、ついに「あると便利だな」と思える撮影シーンに出会いました。
それは「動物の撮影」です。動物はこちらの思うとおりにはなかなか動いてくれず、シャッターチャンスを逃しやすい被写体ですが、「先読み撮影」をオンにしておけばシャッターボタンを押すタイミングがすこしズレても、センサーのメモリーに自動保存されていた画像からベストショットをピックアップしてくれます。
今回の例で言うと、うしろを向いたアルパカにフォーカスしておいて、首を振ったタイミングでシャッターボタンを押します。ベストショットの部分をタップすると、後ろ姿からこちらのほうに顔を向けたショットを4枚ピックアップしてくれました。
もし撮影時の写真が気に入らなくても、ほかのショットが選べるため安心です。動物は意外と細かな動きがあるようで、先読み機能の対象になるケースが多いです。一見すると同じような写真でも、微妙な違いで撮れるのがポイントです。
先読み撮影は、標準のカメラアプリの設定で「自動」と「オフ」の設定ができます。基本的には常時「自動」にしておいて問題ないでしょう。先読み撮影は動物園に行ったり、ペットを撮影するときにオススメですよ。
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