週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

Google Home国内発売で話題沸騰!

続々登場するスマートスピーカーのスペックを比較! どれを買うべき?

2017年10月07日 12時00分更新

スマートスピーカーの時代がきたらしい

 今週はスマートスピーカー関連のニュースで賑わった。

 まずはすでに体験版を販売済みだったLINE「Clova WAVE」の正式発売。体験版の提供時は「WAVE」 という名称だったが、搭載するパーソナルアシスタントの名称を加えて「Clova WAVE」という正式名称に改められ、国内発売となった。

 さらに10月6日、グーグルによるスマートスピーカー「Google Home」が国内で発売された。

 対話型音声アシスタント「Google アシスタント」と身の回りのガジェットを紐付け、さまざまなガジェット類を操作するターミナルとして利用できる機器。同社では、「オーブンのタイマー設定」「音楽の再生」「フライト時間の確認」といったアクションが音声操作によってできるというものだ。

 「OK Google」から始まる対話で操作できる使用感は、特にAndroidユーザーとは馴染み深く、こちらも支持を集めていくことが予想される。

どんな製品があるの?

 ここ1年ほどでにわかに盛り上がりを見せているスマートスピーカーだが、実際のところ、「そもそもどんな製品があるのかわからない」という方も多いのではないだろうか。以下に、国内での発売が決まっている製品、または将来的に国内で発売されることが予想される製品のスペックをリストにしてまとめた。

 購入時、購入検討時の参考にしてほしい。

  アップル アマゾン グーグル LINE
製品名 Home Pod Echo Google Home Clova WAVE
搭載AI Siri Alexa Google アシスタント Clova
サイズ およそ直径142×高さ172mm およそ幅148×奥行き88×88mm およそ直径96.4× 高さ142.8mm およそ幅86.25×奥行き139.84×高さ201.05mm
重量 およそ2.5kg およそ821g およそ447g およそ988g
バッテリー - - - 5000mAh/3.8V
出力 ウーファー、ツイーター×7 2.5インチウーファー、0.6インチツイーター 2インチドライバー、2インチデュアルパッシブラジエーター 2.5インチ20Wウーファー、1インチ5Wツイーター×2
価格 349ドル 99.99ドル 1万5120円 1万4000円(キャンペーン価格1万2800円)

※HomePod、Amazon Echoのスペック、情報は米国公式サイトより

各モデルの特徴は?

Siri、Apple Music、ホームアプリと連動
アップル Home Pod

 Siriを搭載するアップルのスマートスピーカー。「部屋の中でどこに置かれているのか」を認識する機能を持ち、部屋の形状に合わせて、音を調整するという。

 「マイクを6つ内蔵し、大きな音が鳴っていたり、部屋の反対側から声をかけても認識する」ともうたう。そのほか、メッセージの送受信や、照明の管理、シェードの上げ下げも可能。iOSの「ホーム」アプリと連携して動作する。

 Apple Musicとひも付き、ユーザーの好みに合わせた選曲や提案が可能。2017年に、オーストラリア、米国、英国での発売が決まっている。

「スキル」の追加で使い勝手をカスタマイズ
アマゾン Amazon Echo

 「アレクサ・スキルキット」にアクセスし、「スキル」と呼ばれる、スマートフォンで呼ばれるアプリに当たるものを追加できる。音楽を再生したり、質問に回答するといった基本的な操作のほか、本国では、ピザを注文したり、Uberを呼んだりすることが可能という。

 スキルはサードパーティーが随時供給しているため、自分好みに機能をカスタマイズできる点が大きな特徴。年内に国内でも販売されることがアナウンスされている。

グーグルのサービスと連携
グーグル Google Home

 グーグルによる「Google アシスタント」を採用するスマートスピーカー。日本では、10月6日と、Clova WAVEに続いて早い段階で市場に投入されたスマートスピーカー。

 対話による操作で天気などの情報を確認するという基本的な機能に加え、テレビやモニターに接続して、グーグルのテレビスティック「Chromecast」の機能を使うことも可能。このほか、家電の操作や、スケジュール管理などにも活用できる。グーグルのサービスとの連携が最大の特徴。

LINEヘビーユーザー必携!?
LINE Clova WAVE

 声での話者認識、音声翻訳、カレンダー管理やメモ帳機能、ショッピングやデリバリー、タクシー配車など、さまざまな機能に対応。

 radiko提供によるラジオ再生や、ヴァル研究所提供による経路検索、レスキューナウ提供による鉄道運行情報など、パートナー企業と協業して、機能を付加し続けている点が大きな特徴。国内ではもっとも早く発売されたスマートスピーカーであり、今後のAI時代に意気込みを見せるLINEの今後の動向にも注目。

発表済みの主なスマートスピーカー

  • オンキヨー「P3」(搭載AI:Alexa)国内発売 未定
  • ソニー「 LF-S50G」(搭載AI:Google アシスタント)国内発売 未定
  • 東芝「TH-GW10」(搭載AI:Alexa)国内発売 未定
  • パナソニック「SC-GA1」(搭載AI:Google アシスタント)国内発売 未定
  • マイクロソフト「Invoke」(搭載AI:Cortana)国内発売 未定

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります