ごきげんよう、はらぺこ記者のナベコです。秋といえば、おいも。記者はとてもおいもが好きです。ねっとりした質感と、自然な甘さ。10月3日からローソンのホットスイーツに「おさつスティック」が登場しまして、こちらも記事に書かせていただきました。
あまりにもおいもが好きなので、今回おさつスティック以外にもコンビニのおいもスイーツを集めて食べ比べてみました。イモージョナベコ、ほくほくを求めてかじりつきます。
食べる人:記者ナベコ
デジタル媒体アスキーでなぜか食べ物の記事ばっかり手掛けている人。3度の飯を食らいつつ酒をがんがん飲んでいる。好きなジャンルはビール、ウイスキー、焼酎、日本酒、ワイン。苦手なお酒は甘いカクテル全般とスピリタス。酒豪ではなきにつき鯨飲した翌日はSNSからも消える。食事は焼肉と焼き魚と新鮮な刺身が好き。イモージョ。
■コンビニ3社のおいもスイーツをピックアップ
セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンでこの時期販売されているおいもスイーツを各社ひとつずつピックアップして、私の好みで採点しちゃいます。おいも好きもっともささるおいもスイーツはこの中だとどれでしょう?
〇セブン-イレブン
「宮崎紅のさつまいもこ」
・価格:140円
・カロリー:222kcal
セブン-イレブンからは「宮崎紅のさつまいもこ」をピックアップしました。秋らしい茶色ベースのパッケージはスイーツ棚でも目立っておりました。
袋から取り出した瞬間、あまりの大きさにびっくりしてしまいました。セブン-イレブンで好評だった「しろもこ」シリーズのさつまいも版なのですが、従来のものより大きいように感じます。生地がさつまいもの皮と同じ色でインパクトがあるためでしょうか。比較するすべがなかったのですが。
紅色の生地はさつまいもの皮らしい香ばしさが感じられます。口に入れると、さつまいもの自然な甘さが生かされたクリームがトロ~リ。さつまいもは、濃厚な甘さが特長の宮崎紅を使用しているそうです。
むっひゃー!! おいしい~。
生地の香ばしさと、クリームの甘さのバランスが、洋菓子でありながらさつまいものほくほくしたおいしさが表現されていて、とても好感。クリームはなめらかで、私としてはもう少し粘度が高い方が好みですが、この大きさでもサラッと食べられるように計算されつくしているのでしょうね。
見た目のインパクトも、さつまいもと洋菓子の融合という意味でも満点。おいも好きな人はぜひ見つけたらで購入してみてください。
■記者の独断 5点満点評価
・さつまいも度 4
・甘さ 3
・ボリューム感 4
●総合オススメ度 5
〇ファミリーマート
「安納芋のタルト」
・価格:198円
・カロリー:189kcal
ファミリーマートからはおいもスイーツでよくある“タルト”を選んでみました。安納芋といえば種子島の特産として知られるさつまいも。濃厚な甘さが期待できます。
タルト記事に安納芋のペーストを乗せてこんがりと焼き上げています。波紋が薔薇のようで見た目が美しいです。焦げ色もおいしそうに見えますね。
タルト生地はサクッホロッ。おいものペーストは甘味が濃厚で、タルト生地のバター由来の華やかな味わいと混ざります。甘いけれど、レモン果汁が使われているためかクドクならず、上品な洋菓子の味わいです。
ですが……、さつまいもらしい自然の甘味がたっぷり感じられるかというと、そこそこかな、という気はします。
洋菓子としてバランスがよくとてもおいしいのです。ただ私としては、さつまいものねっとり感やほっくり感をもっと出してほしかったです。これはおいも好きの舌だからでしょうか。
■記者の独断 5点満点評価
・さつまいも度 2
・甘さ 4
・ボリューム感 3
●総合オススメ度 3
〇ローソン
「安納芋と黒胡麻のタルト(カスタードクリーム入り)」
・価格:210円
・カロリー:188kcal
ローソンは前回おさつスティックを食べたので、今回は「安納芋と黒胡麻のタルト」。おいものタルトはよくありますが、ローソンではタルト生地に黒ゴマを使用しています。
食べてみると……、おおっ。ゴマの香ばしさが濃厚です。
さつまいもって風味がしっかりあるじゃないですか。その風味に負けないように黒ゴマを合わせてきているような感覚です。黒ゴマは、香ばしいと同時に、和の素材ならではのしっとりさがあります。一般的なおいもタルトよりも、味に深みが増し、日本人向けのように思います。
だけど、黒ゴマが主張するためさつまいもが主役であるかどうかわからないというのが、私としては残念。複数の味のハーモニーも素晴らしいのですが、私が求めているのはおいもらしさ。素直においもの味を引き立ててほしかったな。
■記者の独断 5点満点評価
・さつまいも度 2
・甘さ 4
・ボリューム感 3
●総合オススメ度 3
おいも好きにはセブンの「さつまいもこ」がオススメ
おいも好きとして、今回だんぜんいいなと思ったのはセブン-イレブンの宮崎紅のさつまいもこ。さつまいもの自然な甘さと、洋菓子としてのおいしさが無理なく調和しているのがいいなと思ったポイントです。
繰り返しますが、今回の採点はあくまで記者の好みによる独断です。
私が注目したのはおいもらしさ。ファミリーマートの安納芋のタルトと、ローソンの安納芋と黒胡麻のタルトは、自然なおいもらしさという意味で私の中では点数を下げてしまいましたが、それぞれ上品な味わいで洋菓子としてとてもおいしいです。まるで、デパートのお菓子屋さんで売っているようなクオリティで、コンビニのお菓子としては上々です。
自然なおいもが好きならおいもふかして食べろよ、という声もあるかもしれません。ですが食欲の秋。おいもスイーツを食べながら、あれが好きだ、これが嫌いだと、ちょっとくらいわがままを言ってみてもいいではないでしょうか。みなさんもぜひおいもを食べて秋を感じてみてください。ちなみに私は、芋焼酎も大好きです。ひぱひぱ~!
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