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飛行時のノイズを抑え、最大飛行時間は30分に

静かな離陸に感激! DJI新型ドローン「Mavic Pro Platinum」日本最速実機レポート

2017年10月03日 20時25分更新

プラチナムカラーが神々しいMavic Pro Platinum。

 DJIはドイツ・ベルリンにて開催された「IFA 2017」で、同社の折り畳みドローン「Mavic Pro」の新モデル 「Mavic Pro Platinum」を発表した。価格は14万4800円で、現在DJI STOREにて仮予約受付中だ。Mavic Pro Platinumの実機を品川のDJI JAPANにて体験してきたので、そのインプレッションをお伝えしよう。

コンパクトさはそのままに 静音性と飛行時間が向上

左がMavic Pro Platinumのプロペラ、右がMavic Proのプロペラ。

 Mavic Pro Platinumは新型のプロペラ「8331プロペラ」を採用。航空力学に基づいた流線的なデザインで、先端が鋭角で薄くなっていることが特徴だ。

 さらに、モーターのスピードをコントロールするESC(エレクトロニックスピードコントローラー)には安定性の高い正弦波電流を供給する新型の「FOC正弦波ドライバーESC」を採用。

 これらのアップデートにより、飛行時のノイズがMavic Proより最大4dB (60%)も低減。「インテリジェント・フライト・バッテリー」で最大飛行時間30分を実現したという。

左がMavic Pro、右がMavic Pro Platinum。

 折り畳み時は高さ83×幅83×奥行き198mmで、重さはジンバルカバーを含まない状態で734g。カバンにスッと収納できるスマートさはそのままだ。機体前方下のカメラは高精度な3軸ジンバルとEIS(電子手ぶれ補正)を搭載。有効画素数1235万画素で、視野角78.8度 28mm(35mm 判換算)f/2.2レンズを搭載。ISO感度は動画では100~3200、写真では100~1600。

優雅な離陸音が耳に心地よく響く

 DJI JAPANオフィスのフライトエリアにてMavic Pro Platinumを試用。検証のためにMavic Proも合わせてフライトしてみた。

 離陸時のモーター音からして違いがあった。ブォーンと力強いモーター音で離陸するのに比べMavic Proと較べて、Mavic Pro Platinumはブゥンと強い回転の後に抑え気味の音でふわりと上昇する。Mavic Pro Platinumのほうが明らかに静かであった。







 空中でピタッと留まるホバリング性能はとても安定しており、前後左右の動きも非常に滑らかだった。

 最大飛行時間30分ということで、予備バッテリーと一緒に持ち運べば旅先でも十分な時間空撮を楽しむことができるだろう。出荷が待ち遠しい注目のドローンだ。

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