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機器を所有から利用へシフトする新サービス

2017年10月03日 14時30分更新

 ネットワンシステムズは10月3日、“機器の所有”を“機能の利用”へシフトする新サービス「NetOne “all in” Platform」の提供を開始した。

 近年、経営の柔軟性・迅速性を向上させるため、従来のように機器を購入して所有するのではなく、ICT基盤に必要な機能を期間支払い型で利用する要望が増えているという。

 NetOne “all in” Platformは、ICT基盤に必要な機能を、利用期間支払い型でサービス提供するもの。機能を構成する機器やサービスのみならず、支払形式や契約期間まで全てフルカスタマイズできる点を特徴とし、これによって、従来型のシステム提供やファイナンスサービスの枠に留まらず、必要な機能を創出した上で利用モデルに組み上げる新しいサービスを実現している。

 主に、機能を構成する「マルチベンダ機器/ソフトウェア」「セキュリティサービス/クラウドサービス」「設計・構築・保守・運用サービス」を自由に組み合わせることが可能で、支払形式は適切なキャッシュフロー管理の視点で月次支払・年次支払・不均等支払などから自由に設計できる。契約期間も必要な機能のライフサイクルに応じた期間を選択できる。

 NetOne “all in” Platformによってユーザーは、「必要な機能を、必要な時期を逃さず、初期投資ゼロで利用可能に」、「ライフサイクル管理が機能単位となることで、非常に容易に」、「ICT基盤が固定資産とされず、ROA等の経営指標の改善に加えて、管理事務負担も軽減できる」とうたう。

 さらに同社は、近年増加しているオンプレミスとクラウドの融合への要望にも本サービスは対応するとのことで、働き方改革やセキュリティー強化、プライベートクラウド整備にクラウドサービス活用等の導入迅速化を通じて、ユーザーの課題解決・競争力向上を支援するとのこと。

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